【107】家計が苦しいはホント?~令和の【金利】【税金】対策~

こんにちは、ディーターです。

私は、リボ払いで作った借金1,000万円を返済中の、アラフォーミニチュアダックスフンドですが、ここ数年で考え方が大きく変わり、以前では考えられないくらい家計が安定してきています。
そこで、私の経験などを共有することで、お金の悩みが減る人が増えたら良いなと思っていろいろな情報を発信してきました。

前回、給料が上がらなかったり物価が高騰していることに対しての対策法を解説させて頂きましたが、今回は金利や税金の観点で、昭和平成と現代を比較しながらどんな対策ができるか解説させて頂きたいと思います。

まず金利についてですが、昔は元本保証の銀行の普通預金で年利数パーセントというとんでもない金利だったので、お金を銀行に入れておくだけで、誰でも簡単にお金を増やすことができました。
それに対して今なんて、金利は低い上にATM手数料などは高くなっていて、挙句の果て要らない金融商品を勧められることもあるので、銀行にお金を預けておいても増えないどころか、減る可能性の方が高いかもしれません。
そこだけ見たらお金を増やすのは相当難しくなったと思うかもしれませんが、ただ、昔は今ほど誰もが簡単に証券口座を作ってパソコンで投資信託を買うことなんてできませんでした。

株は確かに元本保証ではないので100%値上がりするとは言えませんが、全世界株やS&P500などは長期で持っていれば値上がりする確率がかなり高いのは間違いありませんし、実際に年利換算で10%近いリターンを上げています。
いくら景気が良かった時代でも普通預金で金利10%はほぼ不可能ですし、昔でも株は買えたとはいえ、SBI証券や楽天証券で少額からでも積立投資ができるような時代ではありませんでした。

それ以前に、今ならYouTubeで寝ながらでも聞けるようなお金を増やすノウハウは、昔はたくさんの本を読み漁るなどして自分で勉強しなければ手に入れることができませんでした。
そういう意味ではお金を増やすことについても、今の方が有利になったという見方もできます。

最後に税金についてです。
健康保険や年金などの社会保険料は税金ではありませんが、とはいえ実質税金のようなものなので、ここでは社会保険料も税金に含めて考えます。
今考えたら信じられないですが、昭和は消費税がない時代でした。それが3%,5%,8%,10%と上がって来たわけです。
そして次もいつ増税されるか分かりません。

ただ、今後の社会保険料のことを考えたら、こんなのはまだ可愛い方だというのは簡単に予想できますよね?
これまでにも健康保険料が値上がりしたり、年金の受給開始年齢が後ろ倒しになったり、厳しい状況が続いていますが、
今後は高齢者はどんどん増え、逆に労働人口はさらに減って行くわけです。
こんなもので終わるわけがありません。諸々の条件はもっと厳しくなって行くのは確実で、考えるだけでも恐ろしいですよね?

ただし、ここにも大きな対策法があります。
むしろ対策した人としてない人で、物凄い差が出ます。
まずはふるさと納税NISA、こんな神制度、昔はありませんでした。
今年になってからは各証券会社でのNISAのクレジットカード積立のポイントが減ってしまいましたし、来年からふるさと納税のポイントがつかなくなったり、細かい所で改悪された部分も確かにあると言えばありますが、やっていない人との差は歴然です。

ただ、残念ながら、こんなお得な制度があるのに活用している人はまだ少数です。
ふるさと納税利用者は年々伸びてはいますが、それでもまだ全体の3割か4割くらいしかやっていません。
NISAに関しては、つい先日、新NISA口座の開設率が5割を超えました。投資意識の高くない日本で、これは素晴らしいことです。
素晴らしいことではありますが、できれば8割9割くらいまで行って欲しいですね。
おそらく銀行口座の開設率が9割を超えているのは間違いないでしょうから。
証券口座は銀行口座と同等レベルで必要です。

さらにお得な税金対策は、私が何度もおすすめしている、確定申告です。
会社員を辞めて個人事業主として働いている方が確定申告するのは分かりますが、会社員を辞めなくても副業しているだけで確定申告して青色申告特別控除を受けることができます。
「年間の副業収入が20万円以下なら確定申告しなくて良いから安心」みたいに思っている方も少なくないようですが、これは明らかにもったいないです。

確定申告は自分で税金の金額を申告できる権利ですよ?
自分で決めた税金を自分で払うよりも、勝手に決められた税金を勝手に徴収される方が良いんですか?
別に税金が安くなるわけじゃないでしょ?という方がいらっしゃったらとんでもありません。
自分で払う税金額を決められるんだから、安くできるに決まっているじゃないですか。
わざわざ自分から高い税金を払いたい人なんていないでしょう。
みんな可能な限り安い税金額になるように申告します。どうすれば安くできるかは知識があるかないかだけです。

税金を制する者は人生を制すると言っても過言ではないくらいですから、税金を安くする方法は今までも解説させて頂きましたが、これからも解説させて頂きます。
特に最近私は、新たに社会保険料を安くする対策をしました。
相当大きな効果がある対策なんですが、まだ対策完了していないので、解説できる状態になったら、またご紹介させて頂きたいと思っています。

このように、税金額そのものが値上がりしているのは確かですが、現代ではYouTubeなどで有効な対策方法を簡単に知ることができるようになりました。
両学長のように、有料級の情報を無料で発信しているチャンネルもありますし、税理士の方が発信しているチャンネルもたくさんあります。
何も対策していない場合としっかり税金対策をした場合では、納税額が毎年数十万円以上変わることも決して珍しくありません。
そういう意味では、税金の知識を全くつけようとしない人にとっては今は厳しい時代ですが、税金の知識をつけて活用しようとする人にとっては、お得な制度や情報がたくさん溢れた得しやすい時代になったとも言えるでしょう。

金利が安くなっていること、税金が高くなっていることについて見てきましたが、どうだったでしょうか?
前回同様、やはり対策をしない人と対策する人で大きな差ができてしまいます。
将来何の役に立つか分からないからと言って学校の勉強をやらなかったというのなら、まだ気持ちは分かりますが、金利や税金の勉強をすれば確実にお金で得をするのが分かっているのにやらない理由がありますか?
しかも勉強と言っても、机に向かって教科書を読んだり問題集を解いたりするわけじゃありません。
動画やブログを見たりして今まで知らなかった新しい知識を手に入れるだけでも、間違いなく生活は楽になって行きます。

総務省統計局のデータによると社会人の一週間の勉強時間は0分の人が96%だそうです。
このデータから見ても、少しでも勉強すれば人生が大きく変わるのは確実ですね。(もちろん一回だけやってもダメで、継続して勉強をするというのは大前提ですが。)

では最後に、今回ご紹介した、金利、税金についての具体的な対策方法をまとめて終わりにしたいと思います。
まず金利については、確かに現代では銀行預金の金利は悲惨な状態です。
ほぼゼロだと思った方が良いでしょう。
銀行口座はそんな状況ですが、ただ、今は誰でも簡単に証券口座を作れるようになりました。
証券口座を開設して、まずはNISA口座で全世界株やS&P500などの優秀な投資信託を購入し、安全な資産運用をしましょう。
100%の保証はないものの、長期間で見たら、高確率でバブル期の銀行口座の金利より高い利回りが期待できます。
そして税金についてですが、是非みんな税金の勉強をしましょう。
ふるさと納税、NISA、確定申告などの超有益な対策方法があり、やり方なども簡単に調べられます。
また、私が最近始めた社会保険料対策もあるので、是非そちらも楽しみにしていてください。
税金を制する者は人生を制します。

最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

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