こんにちは、ディーターです。
借金を負ってしまったときにしてはいけない行動を解説したときに、私はあまりよくない方法を選んでしまったと言いましたが、では本当はどうするのが良かったのかを今回解説させて頂きたいと思います。
大なり小なりの借金を抱えることは誰でもあり得ます。
今回の話を知れば、借金の拡大を最小限に抑えることができるようになると思うのですが、それ以上に今回解説させて頂くような考え方をすれば借金を抱える可能性もかなり低くできるのではないかと思っています。
私は良く話がそれてしまいますが、今回も話が脱線してしまいそうな気がしますので先に結論を言っておきます。
・どんな人でも借金を抱えてしまう可能性はある
・借金ができてしまったときは、新しい借金を作らないことを最優先にする
・なんとしてでも今すぐ全額返済しないといけないと思わないようにする
・1人で悩むのではなく誰かに相談する
です。
まず、私は借金を抱えることは誰にでもあり得ますと言いましたが、借金を抱えることなんて自分とは無縁と思っている人もいるのではないでしょうか?
もちろんずっと無縁でいられたならそれが良いのですが、いくら借金をしないように気を付けていたとしても現実世界では予想もしていないことが起こることは良くあります。
例えば、これはそんなに珍しくないことだと思うのですが、生活費を全てクレジットカードで支払っていると想定しましょう。
少し前までは今ほどクレジットカードが浸透していなかったので、クレジットカードを使うのは現金では持ち歩かないような高額なものを買うときくらいと言う人も多かったと思います。
私がお金が無かった時に、コンビニやスーパーの支払までクレジットカードで支払いをしていたのを、少し恥ずかしく感じたのは良く覚えています。
今では逆に現金で支払う方が少数派ですよね?
今なら家賃、水道光熱費、税金までクレジットカード払いに対応しているくらいですから、現金を使うことがほとんどない人も少なくないのではないでしょうか?
家計簿もしっかりとつけていて、クレジットカードは確実に給与で払える金額分しか使っていないから大丈夫と思う人もいるでしょう。
ただ、不安を煽りたいわけではないのですが、予想もしていないことが起こる可能性はあります。
考えたくもないですが、交通事故を起こしてしまい車の修理で高額な支払が必要になったとか、家族が病気になってしまい高額な治療費が発生することになるとか、もっとひどいときはその両方が同時に起こることもあり得ます。
そんな不幸なことが連続で起こるなんて流石に心配し過ぎだと思う人もいるかもしれません。
ただ、不幸が連続で発生することって意外と良くありますよ。
理由は何故だかわかりませんが、もう災難としか思えないような状況で、だからお祓いに行く人って毎年たくさんいますよね?
私は以前、心配し過ぎで行動しなくなるのは良くないと言いましたが、やらない言い訳にするのでなければ最悪のシナリオも想定しておくことはとても大事です。
このように突然の出費でクレジットカード代金の支払いができなくなるという可能性はあります。
ある程度貯金がある人なら問題ないかもしれないですが、日本には貯金ゼロの人もけっこうたくさんいます。
どのくらいいるかと言うと、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると貯金なしの人の割合は3割近くいるそうです。これは令和3年以降の情報です。
このような場合、お金が払えないから仕方なく一時的にリボ払いにすることで乗り切ろうと考える人もいるのではないでしょうか?
その気持ちはもちろん分かりますが、やはり私はリボ払いはおススメしません。
無断で支払期限を遅れた場合はクレジットカードが使用停止になったりするかもしれませんが、期日前にカード会社に連絡すればすぐカードを止められることはありません。
これはカード会社に限らず、会社の仕事とか、友達との約束とか、どんなことにも通じる話ですが、どうせ無理だと思って行動しないのが悪なのであって、正直に無理であることを自分から説明してきてくれた人に対しては、あなたが思っていた以上に寛大な対応をしてもらえることが多いです。
恥ずかしがらずに無理なことは無理だと自分から言うようにしてください。
借金を作る人の多くは、きっかけはこのような予想もしていないことが原因だったりします。
よし、今から競馬行くから消費者金融でお金借りて来よう!なんて人はほとんどいませんから(笑)
今月の支払が無理なことが確定してしまったとき、ここからの行動が本当に大切です。
支払が一度遅れてしまうと来月の支払は相当苦しくなることは誰でもわかると思います。
このときに一番大事なことは新しく別の借金を作らないことです。
本当に苦しくなったとき、手元にもう1枚クレジットカードがあったら、余程意志が強くなければどうしても使いたくなってしまうものです。
これを我慢するのは本当に苦しいと思いますが、ここは我慢してください。
一度我慢できずに使ってしまうと、次からはあまり抵抗なく使うようになってしまいます。
良いことでも悪いことでも1度やるとあまり抵抗が無くなってしまうのが人間というものです。
ドラえもんが近くにいるからのび太君は道具に頼ってしまうのであって、もしドラえもんがいなかったらいくらジャイアンが理不尽な行動をしてきたとしてもなんとかしてのび太君は乗り越えてしまうはずです。
借金が0になるまでクレジットカードをハサミで切り刻むくらいの気持ちでも良いと思います。
借金が無くなった後で、クレジットカードをなくしてしまったと言って再発行してもらえば良いじゃないですか。
私は最強の節約方法のテーマの時に、食費や水道光熱費は極力削るべきではないと言いましたが、借金をしている時に限っては話が別です。
多少無理してでも新しく借金を作らない方が優先です。
まず毎日3食食べないといけないという考えを捨ててください。
体を使う仕事をしているのでなければほとんどの人は1日2食で十分です。
なんならたまに1食とかにしても良いんです。
私は1週間に1度は1日1食しか食べないプチ断食の日を作っています。
私はお医者様ではないので、それが良いのか悪いのかはわかりませんが、少なくとも現代人は食べ過ぎという研究報告がたくさん出ています。
毎日食べたいだけ食べておいて、太ってしまうと悩むなんておかしな話だと思いませんか?
太った野生動物なんていませんが、もし食べたいだけ食べられる状況だったらどんな動物でも肥満体になるらしいです。
肥満が健康にも悪いことは誰でも知っていると思いますが、痩せられてお金もかからないなんてこんな素晴らしいことはないじゃないですか。
1日2食で十分だし、ちょっとお腹がすいてるくらいで丁度良いと思ってください。
やっぱり話が長くなってしまったので残りの話は後編にします。
本来なら、同じテーマの話は1回で完結させた方が良いのかもしれませんが、もし私が話を聞く立場だったらあまり長い話だと少し身構えてしまうため、私は1回の文字数が3000文字前後、動画なら10分前後にするようにしています。決して疲れたから終わりにするわけじゃないですからね(;’∀’)
あと、今回は少し厳しいことを言いましたが、それはあなたの大切な人生を借金で悩むことなんかに使って欲しくないので、少し厳しく言いました。ごめんなさい。
それに、まだ金額が少ないうちなら苦しいのは一ヶ月くらいで済みますが、借金が増えてしまったら結局それと同じかもっと苦しい状況をその何十倍もの期間過ごすことになるので分かってください。
嫌な期間を長期間続けるより、少々苦しくても短期間で終わらせた方が、後々考えたら絶対にそうして良かったと思えるはずです。
ストレスでどうしようもなくなるほど無理してはダメですけど、たまには無理してみるのも良いと思いますよ。
どんなに苦しいことでも苦しいのはその瞬間だけで、終わってしまえば必ず良い経験だったなと思えるはずです。
前半のまとめですが
どんな人でも借金を抱えてしまう可能性はあるということと
借金ができてしまったときは、多少無理してでも新しい借金を作らないようにするべきだということを解説させて頂きました。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。