こんにちは、ディーターです。
今回は2023年年度末時点での私の貸借対照表(バランスシート)を紹介させて頂きたいと思います。
貸借対照表とは前回の損益計算書と同様、簿記の資料ですが簡単に言うと、資産と負債の内訳です。
損益計算書と貸借対照表を合わせて財務諸表と呼び、この二つの意味を理解するだけで基本的な簿記の考え方は分かっていると言えます。
簿記はお金に強くなるためにとても役立つ知識で、形式に見慣れておくだけでも意味はあるので、今回もこの形式で説明させて頂きます。
なお前回同様、正確な数値を知ったところで何も意味がないので、今回も概算でキリの良い数字にしています。
またこれは私個人の資産状況なので、確定申告で提出する貸借対照表とは全く別物だと言うことは断っておきます。
それでは最初に結果を発表します。
資産の部
流動資産
現金 10万円
銀行預金 150万円
固定資産
パソコン 20万円
スマートフォン 15万円
デスク・チェアー 3万円
自転車 2万円
負債の部
クレジットカード債務 500万円
純資産
資本金 -300万円
となります。
ツッコミどころ満載だと思いますが解説させて頂きます。
今回は、簿記に興味を持ってもらいたいのでこういう書き方をしました。
簡単に言うと預金等が200万円くらいあって、借金が500万円くらいあって、トータル約300万円の赤字状態だと言ってしまえばいいだけなんですが、あえて形式に沿った書き方をしました。
私は会社ではないので資本金なんてものは存在しませんし、古いパソコンやスマホなども固定資産とは言えないですが、その辺はあまり気にしないでください。
キリ良い数字にするつもりだったのですが、さすがに電動自転車でもない自転車を10万円とするのは無理があると思ったので少し細かい金額になっています。
そして、これは意外と重要なのですが、貸借対照表と言うのはバランスシートとも呼ばれることからもわかる通り、必ず左右のバランスが取れていないといけません。
つまり合計金額が必ずイコールでなければいけません。
この点は簿記の試験で必ず出題されるポイントなので、よく覚えておいてください(笑)
そして今回の注目ポイントは固定資産についてです。
実際には固定資産というのは家や土地などですが、そんなものは持っているわけがありません。
何も無いのは寂しいので私の持っている資産を書きました(笑)
今回は半分簿記講座みたいになってしまっていますが、せっかくなのでこのまま少し簿記の話をしたいと思います。
簿記では減価償却という仕組みがあります。
これは何かというと、買ったものはだんだん価値が下がっていくので簿記上での資産価値も年々下げて行こうというものです。
ですから1,000万円で買った家も資産価値は900万円800万円と年々下がっていきます。
土地については年々価値が下がるわけではないですが、モノについてはすべて下がっていきます。
私が固定資産蘭に書いたものは、全て買ってからそれなりに時間が経過しているものなので、おそらく今では全て資産価値は0円でしょう。
0円では寂しいので適当な数字を書きました。
改めて思いますが、私という人間はホントに何もかもが適当な人間ですね。本当にごめんなさい。
実際にこんな低価格のものは固定資産として認識されませんしね。
ただし固定資産の蘭に書いた、パソコン、スマートフォン、デスク・チェアー、自転車というのは意味なく書いたわけではありません。
これは資産というものを理解して欲しいから書かせて頂きました。
お金持ちになりたい全ての人が必ず読まないといけない本に、ロバート・キヨサキ氏の書いた「金持等さん貧乏父さん」という本があります。
まさか読んだことがないという人はいないと思いますが、もし読んでない人がいたら今すぐ読んでください。
私の戯言などを聞いている場合ではありません。
冗談抜きで考え方が変わります。私も最近また久々に読みましたが、やっぱり本当に素晴らしい本だなぁと思いました。
さて、そのロバート・キヨサキ氏が言うには、資産というのはお金を生み出してくれるものを言います。
ですから私はその言葉に従って、お金を生み出してくれるものを資産に書きました。
たかが2万円の自転車は書いたのに、それよりは高価であろう洗濯機・冷蔵庫・ベッドなどは書いていないということに注目して頂きたいです。
自転車は本当に侮ってはいけません。
自転車を1台もっているだけで、ちょっとした交通費が驚くべきほど下がります。
今の時代は配達員としてそれでご飯を食べている方も少なくありません。
本業ではなかなかできなかったとしても、フードデリバリーは簡単な副業にはもってこいです。
さらに、自転車に乗ることは健康にも良いし、気分転換にもなります。
一石二鳥どころではありません。
アインシュタインが人類最大の発明が複利と言うのなら、私は人類最大の発明は自転車と言ってもよいのではないかと思います。
そしてパソコン・スマホは言うまでもありませんね?
スマホだけではだめですからね?パソコンも買うべきものです。
最近はスマホがあればパソコンはいらないような風潮もあるので、パソコンを買うべき理由について今度解説させて頂きたいと思います。
最後にデスク・チェアーも資産に入れたことについても説明させて頂きます。
机はまだ良いにしても椅子というものは物凄く大事です。
私が貧乏性だということは、もう皆さま十分ご存じだと思います。
1万円以上のものを買うためには、かなり頑張って決心しないといけません。
その私が3万円以上の椅子を買ったというのは、これは驚くべきことです。
別に3,000円の椅子でも十分機能は果たしてくれます。探せば安くても素晴らしい椅子はあると思います。
ただ、なぜ私が高価な椅子、いやそこまで高価ではないのですが、私にとってはかなり高価な椅子を買ったのかというと、椅子は仕事のパフォーマンスに物凄く影響を与えるので、絶対に間違ったものを選ぶわけにはいかないからです。
私は前回、何気ない言葉でしたが割と大事なことを言いました。
私はモノを売っているわけではないですが、強いて言えば技術力と信用と時間を売っていると言いました。
そして収入は毎年100万円以上上がっていると言いました。
つまり、この3つの価値を上げることがそのまま収入アップに繋がります。
良い結果を出してくれて信用できる人物なら、高いお金を出してでも働いて欲しいと会社から思ってもらえるんです。
ですから、是非自分というものを大切にして、自分の価値を上げてください。
椅子というものはあなたの出すパフォーマンスを高めてくれる可能性があるアイテム、つまりあなたの価値を高めてくれる可能性のあるアイテムです。
ということで今回は、私の貸借対照表をご紹介させて頂きましたが、正直私の資産状況なんてどうでも良いです。
今回のまとめは
・簿記はお金持ちになるのに役に立つ知識だし、簿記自体独特の世界観があって面白いものなので、是非興味を持って頂きたいものです。
・あなたにお金を運んできてくれるものが資産なので、資産を大事にしましょう。
・あなたの価値を高めることが収入アップに直結するので、あなたの価値を高めてくれる道具には惜しみなくお金を使いましょう。
でした。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。