【53】 二重課税を支払いたいですか?

こんにちは、ディーターです。

今回は二重課税について解説させて頂きます。
どうせ馬の話をするんだろうと思った方は鋭いですね(笑)
ちょっと何言ってるか分からないという方は、今回の内容を見て頂けたらよく分かるはずです。

ですが、残念ながら今回のメインテーマは競馬ではありません。貯蓄の破壊力というものです。

では早速解説させて頂きます。

みなさんは税金をたくさん払いたいですか?
99%の人は払いたくないと言うと思います。
中には1円も払いたくないと言う人もいるかもしれません。
税金が無駄遣いされている話をよく聞くので、そう思う気持ちはよく分かります。

ただ、税金が有効に使われていて多くの人の役に立っている場面もたくさんあるので、少しでも税金を安くするのが勝ち組と言うわけではないですよ?ということは最初に言っておきます。
「なんだ?お前は政府の回し者か?」なんて言わないでください。
私も、払う必要のない税金は1円も払いたくないです。

ということで、私の思う
【税金がかなり取られるものと課税されないのが奇跡レベルのもの】
について紹介させて頂きます。

まずは、税金の負担が大きいと感じるものですが、これはおそらく多くの方が感じているものばかりだと思います。

おそらく
・酒
・タバコ
・ギャンブル
・ガソリン
この辺ですよね?

最初の三つは減らそうと思えば減らせるものです。
ただ、ガソリンについては、住んでいる場所によってはどうしようもない面もあると思います。
もし都会に住めば、車は無くてもほぼ不自由はしません。
支出が減るだけではなく、収入面に関しても大幅にアップできる可能性がはるかに高いのは都会ですし、他にも色々な理由から、もしお金持ちになりたいのであれば都会に住んだ方が格段に可能性が高いです。
実際に、若いうちは都会で働いてたくさん稼いで、将来田舎でゆっくり暮らすというお金持ちの方も少なくはありません。

ただ、これらの判断基準はお金だけの話ではないと言うのも分かります。
最初の三つも含めて、高いなぁとは思いますが、それでも払い続けるというのなら、それはそれで一つの考えです。
払っていない人よりも支出が増えるのは確かなので、何も考えずなんとなく払い続けるのではなく、払い続けるならその分人よりもたくさん稼いでやるくらいの覚悟を持って決断しましょう。

ではここからは、お待ちかねの二重課税について説明します。
これらの税金が高いと感じるもの以外にも二重課税という理由で高いと感じるものがあります。
その名の通り税金を二重で払うことなので、誰もが避けたいことでしょう。

最近注目を浴びているのが競馬の税金の問題ですね。
競馬はギャンブルなのでこれら以外ではありませんが(笑)

競馬ではそもそもJRAが売上から国庫納付という、ほぼ税金のようなものを国に支払っているので、実質的に馬券の購入代金の約10%は税金のようなものです。
その上で、競馬で勝った場合は税金を納めないといけません。
一時所得控除というものがあるので年間50万円までは非課税ですが、それ以上の金額を稼いだら必ず確定申告しないといけません。
その上、競馬のはずれ馬券を経費に認めてもらうことはほぼ不可能なので、正直利益なんて出てないのに税金を払わないといけないという人も少なくないでしょう。

今では競馬場に行かなくてもインターネットで馬券を買えますが、税金を払いたくないからバレないように競馬場で買っているという人もいるでしょう(笑)
その気持ちは分かりますが、それは脱税ですからね。

脱税したくなかったらしっかりと私のように50万円以内の利益に抑えましょう。
ちなみに勘違いしないで欲しいので言っておきますが、50万円以内の利益と言うと数十万円の利益があるように思うかもしれないですが、収支は確実に赤字ですからね?

はずれ馬券は経費にならないので、トータル赤字であっても、当たった馬券の合計が50万円を少し超えただけで課税対象になる可能性はあります。

ちなみにですが、インターネットで馬券を買っても国税にバレることはほぼありません。
気になることは徹底的に調べて知識をつけるというのが最強なので、気になることはとことん調べる習慣をつけましょう。

ではこの件については、今度詳しく解説させて、頂きません!
私が競馬の解説をし始めたら、今まで見てくださっていた方が、みんないなくなってしまいます(笑)

続いての二重課税は家、つまりマイホームです。
全ての家屋に消費税がかかるわけではないので、これは必ずしも二重課税ではないですが、買ったときに消費税を払ってその後は毎年固定資産税を払うケースが多いので、気分的には二重課税のように感じてしまうでしょう。
これもガソリンと同様、あなたの考え方次第です。
買う場合は覚悟を持って買いましょう。

つまり税の負担が大きいどのケースも、払わないことはできるということですね。
払ってでも買いたいか、税金を抑えてお金持ちに近づきたいかは、あなたの価値観次第です。

ではここから本題の、課税されないのが奇跡レベルなので今のうちに購入しておくべきものを説明します。

もしこれを聞いて、「割安だからと欲しいとも思っていないものを買えって言うのは、前に言ったことと矛盾してない?」と思ってくださる方がいたら、私は感動して泣いてしまいそうです。
まさしくその通りです。

お得だからという理由で欲しくもないものを買うのは完全に無駄です。

購入しておくべきと言う言葉は間違っていました。
嘘をついてしまいました。ごめんなさい。

課税されないのが奇跡レベルなものというのは購入しないもの、つまり貯蓄です。

お金を稼いだら、所得税や住民税など毎年たくさんのお金を納税する義務があります。
それに対して銀行口座にあるお金には税金がかかりません。
貯金などする余裕がない場合は収入に所得税・住民税がかかり、さらにそのお金全てに消費税までかかるわけです。

それに対して銀行あるいは証券口座などにお金が何億円あったとしても、使わない限り消費税はかかりません。
これって、とんでもないことだと思いませんか?

株価が値上がりして資産が増えた場合、もしそれを売却したのなら、NISA口座以外であれば税金を払わないといけません。
ただし、株を売らず含み益がある状態で持っていれば、一切税金は支払う必要がないんですよ?
もし資産が1,000万円増えたら、実質的に1,000万円の収入があったと言っても良いくらいなのに、使うまではずっと非課税です。

これは、羨ましがってる場合じゃないですよ?
自分もこの恩恵を受け取る側に回るしかありません。
これだけ働く人が減って、高齢者が増えて税金が足りなくなり、増税したくてしょうがない政治家の方が、もしかしたら金融資産税というものを導入しようと言うかもしれないじゃないですか。

お金持ちであればあるほど負担が大きい税金になってしまうので、たしかに導入は簡単ではないと思いますが、実際に累進課税という制度が存在しているので、導入が絶対にないとは言えません
あと、そんなことしたら確かに二重課税ですけど、現実世界ではどうみても二重課税と思えるようなものが存在しているんです。
ここでやっと今回のテーマの伏線回収ができました(笑)

ということで、今回のまとめとしては
「昔は貯金に税金がかからなかったんだよ。」という日が来る前に非課税で貯金できる恩恵を受け取っておきましょう。
ということでした。

ちなみに平成元年3月までは消費税というものは存在しませんでした。

この意味がわかりますよね?

最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

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