こんにちは、ディーターです。
今回は投資の神様を紹介します。
もちろん、神様と言っても過言ではないような人物なので、同じことをしようと思っても不可能だと思いますが、これから投資を続けて行く上で、知っておいて絶対に損はないはずです。
同じことは出来ないとしても、投資に向き合う心構えの参考にでもして頂けたら幸いです。
投資の神様と言ったら、みなさんご存知、ウォーレン・バフェットです。
投資をしている人はもちろんだと思いますが、少しでもお金持ちになりたいと思っている人なら必ず名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
バフェットは世界長者番付で何十年も1位に輝いたこともあるとんでもない人物ですが、長者番付のランキングに出てくるほとんどの人は超一流企業の経営者です。
そんな中、唯一バフェットのみが投資家としてランクインしているというのは本当に恐ろしいとしか言いようがありません。
もちろんバフェットもバークシャー・ハサウェイという会社のCEOという意味では経営者ではあるんですが、それ以上にバフェットは数少ない本物の投資家です。
以前も少し解説させて頂きましたが、バフェットは投資で年利20%くらいの利回りを何十年も叩き出しています。
世の中の自称投資家は、投資で儲けている人も多少はいるとは思いますが、多くは情報商材などを使ってノウハウを販売することによって投資以上に儲けています。
それに対して、バフェットはどうだと思いますか?
ちょっと調べたらバフェットの保有銘柄というのは誰でも知ることができます。
つまり簡単に言ってしまうと無料公開ということです。
もしみんながバフェットの持っている株を買ったとしたら、あなたは儲かるかもしれませんが、バフェットはそれ以上に儲かります。
まず真似をしている以上、最初に買った人には勝てませんし何よりバフェットは10兆円以上の資産を持っているので、金額が違いすぎます。
これぞ王者の余裕ですよね。
本当に投資で勝てるのならお金を払って手法を販売する必要なんてありません。
投資に関する情報商材は99%買う価値がありません。
情報商材を買おうかどうか悩んでいる人は、投資の神様が買っている銘柄を無料で知ることができるのに、神様に遠く及ばない誰とも分からない人の手法をお金を払って買いたいかどうか一度考えてみて欲しいです。
2024年の世界長者番付1位になったAmazonのCEOジェフ・ベゾスはかつてバフェットにこんな質問をしました。
「みんなあなたの手法を真似しないのはなぜですか?」
するとバフェットはこう答えました。
「みんな早くお金持ちになりたいと思っている。ゆっくりお金持ちになるというのは誰もやりたがらない」
もちろん英語で喋っているので、この通りの発言ではないですが、ほぼこのような回答をしました。
私の名前の由来にもなっている、人生回り道は大歓迎だという考え方は投資の神様のお墨付きもあったということです(笑)
言うまでもなくバフェットの手法というのは長期投資であり、決して短期売買なんてしません。
バフェット自身、保有期間は永遠だと言っています。
しかも世界のトップオブトップの資金力があり、当然1社の株を買っているわけではなく分散投資をしています。
その時点で、素人がポートフォリオだけでも真似しようとしてもかなりハードルが高いですが、お金持ちになるのを急いではいけないという大原則だけでも真似をする価値はあると思います。
ちなみに、バフェットはS&P500を遥かに凌ぐリターンを何十年も残しているわけですが、これは世界一の投資家だからであって、普通の人は絶対に真似できないので間違えないでください。
バフェット自身も、自分が死んだら資金の9割近くをS&P500に投資しなさいと身内に伝えています。
投資の神様がこう言っているのに、それに逆らって自分で個別株を選んで投資するのはギャンブラー以外の何者でもありません。
宝くじでも買う感覚で、趣味として値上がりするかどうか楽しみたいのなら、株価チャートを研究したり損切したりして遊ぶのも自由ですが、お金を増やしたいなら結局インデックスファンドの長期保有一択という結果と言うわけです。
そしてバフェットは「株価が下がったからと言って売るなんてバカなことをしてはいけない」とも言っています。
「2,000万円で買った家に、あなたの家の価格は1,500万円に下がったから1,500万円で売ってくれと言う人がやって来て、売る人がいるか?」と言っています。
まさしくその通りですよね?
私はかつてギャンブルトレードのFXにハマっていた頃、勝っている人の情報を調べていて、その時初めてバフェットという人間を知りました。
当時の私は本当の投資とギャンブルトレードの違いが分かっていなかったので、投資の神様と言われる人は長期投資家なのか、くらいにしか思っていませんでした。
それが、トレードの知識ではなくお金持ちになるための知識を学ぼうとするようになってから、やっとバフェットはただの投資家ではないということがわかりました。
もちろんバフェットは企業の価値を分析する能力はずば抜けていて、株式投資をするだけでもとんでもないお金持ちにはなっていたでしょうが、バフェットは世界一の投資家でもありながら世界最高レベルの経営者でもあります。
冒頭で、バフェットは経営者ではなく投資家と言いましたが、それはあくまでも世界一の投資家だから経営者ではないと言っただけです。
経営だけだったら、GAFAMと言った世界を牛耳る企業の経営者を上回るというのは、いくらバフェットと言っても難しかったでしょう。
投資をせずにバフェットが世界一の経営者になれたかはわかりませんが、もし投資をしていなかったとしてもバフェットが億万長者になっていたのは間違いないと私は思います。
というのも、バフェットは子供の頃からコカ・コーラを他の子供に売って稼いでいたり、競馬の予想新聞を販売したり、納税申告書を提出して税金控除を受けていたりと、私たち凡人とはレベルが違う領域にいました。
しかも、今でこそ世界最大の投資会社となっているバークシャーハサウェイという会社は、元々は繊維紡績会社で、もしバフェットがCEOになっていなかったら今も存続しているかどうかは怪しい会社でした。
多分ですが、今見てくださっている方の中にも、かつての私のようにトレードで億り人になって一生働かずに生きていきたいと思っている方も一人や二人はいるのではないでしょうか?
もし投資だけで生きていけるのだったら、仕事なんてできなくても、企業の価値をしっかり分析できて値上がりする会社を予測できる能力さえあれば良いと思っているかもしれません。
もし違ったらとんでもなく失礼な発言なのを許して欲しいです。というのも、かつての私はそう思っていたからです。
今回、投資の神様というテーマを取り上げた理由でもあり、私がみなさんに一番知って欲しいことは次のことです。
運ではなく、実力で投資を成功させることができる人というのは、もし投資をしていなかったとしても、まず間違いなくお金持ちになっていたであろう人だということです。
ということで、今回は、投資の神様、ウォーレン・バフェットの解説をさせて頂きましたが、正直、バフェットの偉業はとてもじゃないですが10分程度では語りつくせないほどあります。
その人間性の素晴らしさなども、また取り上げさせて頂くかもしれませんが、今回のまとめとして、仕事が嫌だから投資で稼いで早く仕事を辞めたい、と思っている人が投資で稼げることはない!ということだけでも覚えておいて欲しいです。
まぁ、まさかそんな考えを持っている人なんてほとんどいないとは思いますが、まさに4,5年前の私に言ってやりたい言葉です。
この結論が変わることはありませんが、次回はまた全く違うタイプの投資家について解説させて頂きたいと思うので、投資に興味がある方は是非次回の投資の神様についても楽しみにしていてください。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。