【89】 NHKに勝利する方法

こんにちは、ディーターです。

前回、NHK受信料を払わない方法は、テレビを破棄することで、どうしても必要になったらテレビがある店かホテルに行くか、最悪買い戻せば良いだけだということを説明しました。

実際には、テレビを捨てれば良いだけではなく、テレビを破棄したことを証明してNHKから受信料を請求されない状態になって初めて成功なので、今回はその手順を解説させて頂きたいと思います。

まず悪い例を紹介します。
あなたは、受信料を払いたくないので、テレビを粗大ゴミとして捨てることにしました。
テレビに粗大ゴミ回収用の200円券を張り付けて粗大ゴミとして出します。
そしてNHKにテレビを捨てましたと連絡します。
はいアウトです。しかもいきなりスリーアウトチェンジです。

何が間違っているんでしょうか?
もう全部間違っているんですが、順番に見ていきます。
まず、テレビを粗大ゴミとして捨てるということですが、テレビは粗大ゴミとして捨てることができません
テレビを買い取ってくれるお店や家電リサイクルセンターなどに引き取って貰うしか処分する方法がありません。

粗大ゴミ回収業者に連絡すると何を捨てるのか必ず聞かれますし、テレビを捨てたいと言ったらテレビは無理だと必ず言われるはずです。
それを黙って勝手に200円券を貼って出した時点でツーアウトです。
まぁ勝手に出したところでどうせ持って行ってくれないでしょうけど。
そしてスリーアウト目は、NHKに解約の連絡をするのはいいとして、テレビを手放した証拠が無いと解約させて貰えないという点です。
おそらく、家電リサイクルとしてテレビを破棄する人が多いと思うのですが、その場合はリサイクルの番号が書かれた紙をNHKに提出することになります。

家電リサイクルセンターで引き取って貰う場合は、当然ですがお金がかかります。
それに対してお店で買い取ってもらうか、フリマアプリなどで販売した場合はお金を貰えることになります。
それならお金をもらえた方が良いに決まってますが、それなのにお金を払って引き取ってもらう人がたくさんいることから分かると思いますが、売るのは簡単ではありません。

私も試しに一度ハードオフに行って、テレビを買い取って貰えるか聞いてみましたが、買い取って貰えませんでした。買い取ってもらえるテレビもあるにはあるんですが、新しい人気の機種ばかりのようです。
メルカリやヤフオクで出品しようかとも思ったのですが、多分なかなか売れないと思ったので諦めてリサイクルセンターで引き取ってもらうことにしました。

本来なら買ってくれる人がいるかもしれないなら、出品した方が良いとは思いますが、売れるまで何カ月かかるか分かりません。しかも売れるまでの期間ずっと受信料を請求され続けるのも不愉快なので、これに関しては諦めてリサイクルに引き取ってもらうのが無難じゃないかなと思います。

ちなみに家電リサイクルの価格は約3,000円くらいでした。地域やテレビの型によって価格は変わるんですが、よほど大きいテレビか小さいテレビでなければ、だいたいこのくらいの価格になると思います。
リサイクル券は郵便局などで買えます。
そして最後に、自動車を持っている場合は自分で運べば良いだけですが、車が無い場合はなんとかして車を用意するか、お金を払って集荷を依頼することになります。
けっこう面倒くさいですよね?

インターネットで調べると、1万円くらい払えばリサイクル券の手配から集荷まで全てやってくれるサービスもありました。
私はテレビを手放すやり方を一度自分で体験しておきたかったので全て自分でやりましたが、全て自分でやったとしてもそこそこの値段はするし、色々な手間や時間を考えたらこう言ったサービスもそこまでボッタくりということも無いかもしれません。

ここまで終わったらあと少しです。あとはNHKに電話して、リサイクルセンターでテレビを引き取ってもらったことをドヤ顔で伝えるだけです。するとNHKから解約の届け出用紙が送られてくるので、記入して家電リサイクルセンターで引き取ってもらった証拠を貼り付けて送るだけです。

ちなみに私はこのとき、過去の滞納していた受信料を全て払い終わってから、また新しく1ヶ月分の受信料の請求が発生していました。
ですが、この時の電話で解約は完了したので、滞納分を払い終わらないと解約できないわけではないので安心してください。
後日、1ヶ月滞納していた分の受信料の請求書が届いたので、これをコンビニで払いました。
NHKの受信料を自分で支払ったのはこの時が生まれて初めてです(笑)

そしてそれからというもの、NHK受信料の請求書を目にすることは無くなりました。
どれだけポストを探しても、請求書が入ってないんです。

そうです、ついに私はNHKに勝ったんです。
これでもう、NHKを見ていなかったとしても受信料を支払わなければいけないという難癖をつけられることはありません。

一人暮らしの人は、このようにしてテレビを破棄しようと思えばいつでも破棄できると思いますが、家族がいる場合は、あなた一人の意見でテレビを捨てられるわけではありません。
もし仮にあなたの意見が優先される立場にあったとしても、独断で決めるべきことではありません。

ただ、もしテレビを捨てない道を選ぶとしても、今回の話を何らかの参考にして貰えたらと思います。

まず、テレビなんてお金を払ってでも引き取ってもらいたい人はたくさんいるので、中古テレビでも良いなら格安で手に入るということです。

そして世の中の権力者についてです。
世の中の権力者は、定期的にあなたからお金を搾り取る戦略を考えてきます。

解約するだけなのに、かなり面倒くさい手順を踏まないといけなかったり、捨てるだけなのに数千円から1万円近い費用がかかる可能性もあります。
1万円も払うなんて馬鹿らしいと思うかもしれませんが、サブスクリプションという制度は本当に恐ろしい仕組みです。
解約しない限り永遠にお金を払い続ける必要があります。月々1,000円だったとしても解約しない限りは合計金額は簡単に数十万円以上になります。
解約に1万円かかったとしても、払い続けることを考えたらとんでもないバーゲンセールだと思って欲しいです。

そして、あなたには絶対に勝ち目の無さそうな強力な相手、弱点なんて見当たらない敵が立ちはだかったとしても、諦めずに面倒くさいことを一つずつ解決させて行けば、いつか必ず勝てるということを覚えておいて欲しいです。

そんな壮大な話じゃないだろうと思うかもしれないですが、そう考えた方がいろいろ応用が効くと思いますし、面白くないですか?

ということで、
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

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