【86】 桃鉄から学ぶ成功の方法-挑戦と失敗編-

こんにちは、ディーターです。

前回、桃鉄では欠かせない特急カードを使うことについての解説をさせて頂いたので、今回は、もう一つの桃鉄で絶対に忘れてはいけないカードについて解説させて頂きます。

それはズバリ徳政令カードというカードです
桃鉄をプレイしたことがある人にとってはもう分かると思いますが、お金に関する情報の発信者の中で唯一だと思いますが、現役で多額の借金を抱えている私に相応しいカードです(笑)

おそらく世の中には、失敗を嫌う人はたくさんいると思いますが、今回の内容を少し考えたら、失敗に対する考え方が大きく変わると思います。
失敗に対する考え方が変わったら人生は相当楽になるので、是非話だけでも聞いて頂けたら嬉しいです。

ではまず徳政令についてですが、これは義務教育で習ったはずなので99.9%の人は一度は聞いたことがあると思います。
ただ、ほとんどの人はそんなもの覚えてないと思うので復習をしておきます。
徳政令とは鎌倉時代に命じられた法律の一つです。
鎌倉時代と言ったら、日本は世界最大の帝国だったモンゴル帝国に二度も攻め込まれた時代なので、もう生きた心地がしなかったことでしょう。
そんな中、運も味方につけて、なんとかモンゴル帝国の攻撃を防ぎきりました。

当時の人々はもう後先考えず、とにかく今を生き延びることだけに全力を注いでいたことと思います。
そんな人々への配慮ということなのか、幕府は徳政令を出しました。
徳政令とは何かというと、借金は全て帳消しという法令です。

現代でも、自己破産という、借金を帳消しにできる法令がありますが、なんと1000年近く前から借金帳消しは認められていたということです。

ということで、桃鉄における徳政令カードの効果というのは言うまでもなく借金帳消しです。
何十億、何百億という借金を抱えていたとしても、徳政令カードを使った瞬間に借金は無くなります。

では今回は桃鉄から何を学ぶかというと、コレです。
「桃鉄ではみんな、何の躊躇もなく徳政令カードを使う!」です。

桃鉄では、多額の借金を抱えてしまったけど、徳政令カードを使うかどうか迷う人は一人もいません。
それに対して、現実世界では自己破産に対する負のイメージが強すぎます。

何故かわかりませんが、自己破産する人間なんて底辺の人間だと思っているような人がいるようで、現代日本では未だに、自己破産は絶対にしてはいけないような風潮があります。

桃鉄で遊んだことがある人なら分かると思いますが、どれだけ順風満帆に行っている人でもキングボンビーの餌食になり、突然借金生活に陥ることはあります。
ですから、私が本当に強く思うのは、自己破産をする人を負け組とか人でなしみたいな考え方をするのは止めた方が良いと思います。いつあなたがそうなるか分からないわけですから。

絶対に借金生活を送らないと断言できるのは、何事にも挑戦しない人だけです。

絶対に借金を背負うこともなく、絶対に失敗しない人生を歩むのもあなたの自由ですが、失敗はしたくないけど成功はしたいと思っている人はけっこう多いのではないですか?

一度も失敗しないで成功できると思っている人が割とたくさんいるというのは、やっぱり残念だなと思います。
成功者が考える失敗とは、予想通り行かなかったことではなく、挑戦しなかったことだということを、多くの人に知って欲しいと思います。

自己破産を経験した成功者の一部を今から紹介させて頂くので、自己破産する人をバカにする人はちょっと考えてみて欲しいです。

まず一番有名なのは、ドナルド・トランプ元アメリカ大統領ですね。
アメリカ大統領と言ったら、まぁ率直に言って世界一の権力者ですよね?
しかもトランプ氏は破産した回数は1度や2度ではありません。
複数回の自己破産はかなり認められにくいので、おすすめはしませんが、自己破産することを人生の終わりのように考えている人はトランプ氏を見習って欲しいと思います。

そしてアメリカ大統領からもう一人、「奴隷解放の父」と呼ばれた、リンカーン第16代アメリカ大統領です。
どうですか?失敗してもいいのかもと、少しは思えてきませんか?

驚くのはまだ早いです。
自動車王と呼ばれるヘンリーフォード氏も自己破産をしています。
フォード氏も複数回の破産を経験していますが、最終的にはどれほど大金持ちになったかは言うまでもないですよね?

そして極めつけはこのお方です。
毎年ディズニーランドに行っている人、Disney+に加入している人、ミッキーのキーホルダーを持っている人は絶対に覚えておいてください。
ウォルト・ディズニーはディズニー社を立ち上げる前に、3度も起業に失敗し、やはり自己破産をしています。

これを聞いて、全世界の数え切れない程の人に夢と希望を与えている人を、自己破産経験しているからとバカにできますか?

世の中、一回で成功できる人ばかりじゃないんです。
失敗してしまいお金を返せなくなることが、そんなに悪いことでしょうか?

もちろん返せるなら返した方が良いでしょうが、失敗は誰でも起こりうることです。
一度も失敗せず誰にも迷惑をかけない人というのも優秀な方だとは思いますが、ウォルト・ディズニー以上にたくさんの人に幸せを与えることができますか?

ということで、今回は桃鉄ではみんな何の躊躇もなく徳政令カードを使いますが、現実世界では自己破産するのは極悪人であるか、底辺の人間みたいな考え方が未だにあると感じるので、そのことについて解説させて頂きました。
今回の解説では、借金で困っている人に自己破産はそんなに悪いことではないということを伝えたかったというのと、自己破産をどうしようもなく悪いものだと考える風潮を止めて欲しいという思いがあります。
私は一般庶民としては多額の借金を抱えていますが、返済するという道を選択しました。
もし自己破産をしていた場合は、やはり誰にも言わなかったと思います。
というのも、自己破産しただけでどうしようもない人間みたいに考える人は少なからず必ずいるからです。

借りた者は返すのが当たり前というのは、もちろん友人同士だったらそうかもしれません。
でもカード会社や消費者金融なんかはあなたのためを思って貸しているわけではありません。ビジネスとして貸しています。
あなたが多額の借金を抱えてその後の生活がどうなろうが関係なく、貸した方が儲かるから貸しています
誰も借金をしない世界ほど幸せな世界はありませんが、消費者金融などは誰も借金をしなくなったら困ります。
借金で苦しんでいる人よりも、借金で苦しむ人がいなくなったら困る人の肩を持つという考え方に少しでも疑問をもつ人が増えてくれたら嬉しいです。

最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

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