こんにちは、ディーターです。
前回は、物件を売るという貧乏神の取る行動について解説させて頂きましたが、今回は貧乏神を遠ざける方法を見ていきたいと思います。
現実世界では貧乏神というものが本当にいるかどうかわかりませんが、どう考えてもお金が減る未来しか考えられないような行動を取る人は確実にいます。
それはもう、貧乏神に取りつかれているのと何も変わりません。
桃鉄では貧乏神と無縁でいれば、ほぼ間違いなく資産は増えていきます。
現実世界でも、年齢とともに収入は増えていきやすいので、普通に考えたら年々裕福になっていくはずです。
でも実際は、年々生活が豊かになっていくのは一部の人だけで、多くの人はいつまでたっても生活は全然楽になりません。
この原因は貧乏神のせいである可能性が高いので、ちょっと見直してみる価値はありそうです。
ではまず、どうしたら貧乏神に取りつかれてしまうかですが、早速ですが桃鉄に聞いてみましょう。
前回少し触れましたが、桃鉄ではゲームスタート時は貧乏神がいません。
誰かが最初の目的地に着いた時、目的地から一番離れている人に貧乏神が取りつくという設定になっています。
実は、これはかなり重要な設定です。
まず第一に、競い合わなければ貧乏神なんてものは存在しないということです。
人と競い合うから、自分がお金持ちだと感じたり貧乏だと感じたりすることになります。
例えば、無人島で食べ物がなくて困る人はいるかもしれませんが、貧乏だと悩む人は一人もいません。
まあ、とは言ってもこれは理想論で、実際にみんな無人島で生活しているわけじゃないし、いくら周りと比べなくて良いと言われても、人というのはどうしても周りと比べてしまうものです。
いくらNo.1にならなくてもいい、元々特別なOnly Oneと言われても、それなのに僕ら人間はどうしてこうも比べたがるものです。1番になりたがるものです。
ですから、人と比べるのはある程度しょうがないと思いますが、もし自分が貧乏で辛いと思ったら、人と比べるのを止めることをおすすめします。
その瞬間全然辛くなくなります。
衣食住の心配がなく、たまにでも楽しい時間を過ごすことができれば、お金なんていらないと思うはずです。
年収90万円で東京ハッピーライフという素晴らしい本があります。
人よりも高い収入を得て、贅沢な生活をしたいと思っている方には是非読んで頂きたい本ですが、今私がここで人と比べる必要がないと力説するのは止めておきます。
人と比べないという考え方は本当に凄まじい効果があるので、また解説させて頂きたいことではありますが、なかなか簡単にできる考え方ではありません。
たぶん本の題名を聞いただけで、そんな貧乏な生活はしたくないと拒否反応を起してしまう人もいると思うので、今は「人と比べる生活に疲れた場合は比べるのを止めると楽ですよ?」という言葉だけでも心の片隅に置いといて貰えればなぁと思います。
そもそも、資本主義というのは自由競争社会で、格差が生まれるのは当たり前なので、周りを全く意識しないというのは超絶難しいです。
私は、自分も含めて人を周りと比べて判断したくないという考えを持っており、周りの意見にはかなり左右されにくい方だと思っていますが、でもやっぱり完全には無理です。
かなり強い意志を持っていても、たくさんの人の意見を浴びたら簡単に流されてしまいます。
クリスマスシーズンの山下達郎さんくらいよく流されます。
人と比べて否定的な考えになってしまうのは良くないですけど、人に勝ちたいと思ってモチベーションが上がることもあるので、多少人と比べてしまうという前提で、どうすれば貧乏神に取りつかれないか考えてみます。
桃鉄では目的地から一番遠い人に貧乏神が着きます。
つまり、他の人と一緒に何かをするときはできるだけ目的地の近くにいた方が良いということです。
以前の私は何かをするとき、何をやってもほぼ一番遅かったです。
東京から目的地の大阪に向かうのに、他のみんなが関西に入ってる頃に私はまだ関東から出ていないような状態でした。
行動の早さというのは個性なので、別に人に迷惑をかけないのならば遅くても構いません。
ただ、残念ながら待つのが好きな人というのはほとんどいないので、行動が早い人ほど良い評価を受けることが多く、遅い人は損をすることが圧倒的に多いです。
特に仕事に関しては早さが全てと言っても良いくらいです。
内容は大したことなくても、早いというだけで高評価を得て、良いものを作ったとしても遅いというだけで評価が下がってしまいます。
もちろん、いくら早くても内容があまりにもどうしようも無いものだったら怒られるでしょうし、遅くてもとてつもない成果物を出せるなら称賛されるでしょうが、ほとんどの人はとにかく急いでやっても、ゆっくり丁寧にやっても内容は大差ありません。
ハンターハンターの富樫先生のように、いくら遅くなっても待ってもらえる人なんて、ほとんどいません。
そんなこと言われても、自分は遅いんだからしょうがないじゃないか!という方、大丈夫です、私にはその気持ちが凄く良く分かります。
私はかつて、行動が普通の人の4倍遅いとみんなから言われ続けて来ました。
私が全力で物凄く急いでやって、やっと多くの人が特に頑張らず普通にやったスピードより若干遅いくらいでした。
でも今はそこまで行動が遅くはないと思っています。
今しているITの仕事はフルリモートなので、通勤時間もかからず、毎日かなり効率的に行動できると言うのと、人生大逆転の投稿を始める前にある程度準備をしていたというのは大きいですが、それでも今のところは毎日投稿できています。
作業スピードが遅い状態のままだったら絶対に今の状態は無理でした。
どんなに行動が遅い人でも、ある程度の早さにまでは絶対になれます。
では、どうすれば早くなれるのかというと、日頃から早く終わらせたいと思うことと、頭を使って色々なことを考えることです。
人の4倍行動が遅いときの私は、何をするにしても、急いでやると疲れるし、どうしても急がないといけないこと以外は完全に楽にできるスピードで行動していました。
それが、何事も早く終わらせたいと思うようになると、勝手に行動スピードが早くなりました。
もちろん、今まで遅かった人が、ある日を境に突然早くなるとは思わないでください。
急ごうと思ってしばらく行動して、徐々になんとか人並くらいにはなれたかな?と思えるくらいになって、それを続けていると、あれ?もしかしたら今の自分は作業が早い方なんじゃないか?と思うようになるといった感じです。
これは、作業スピードが上がるのもありますが、それ以上に、急ぐのが当たり前になって疲れなくなるというのが大きいです。
おそらく多くの人に共感していただけるのではないかと思いますが、急いでやるのは疲れるけど、物凄くゆっくりやるのも逆に疲れるといった経験はないですか?
ですから、作業の早い人の多くは、頑張って努力して早く終わらせようとしているのではなく、自分の一番やりやすいスピードで作業しているだけです。
最初は頑張ったかもしれないですが、途中からはそれが当たり前になって、あまり頑張っているという実感はないと思います。
そしてもう一つの、普段から頭を使って考えるということですが、これについてはそんな重要と思われてないかもしれないですが、実はこちらの方が効果が大きいです。
今回は触りとして、一つ分かりやすい例を挙げますが、頭を使うと頭が良くなります。
頭が良くなると、「あれ?これってこうしたらもっと早くできるんじゃない?」と閃くようになります。
ちょっと工夫するだけで30分や1時間くらい時間が短縮できることなんてたくさんありますし、もしたった10秒しか短縮できなかったとしても毎日やることだったら1年間で3650秒、約1時間短縮できます。最低時給で計算しても1,000円近く得しているということです。
こうしたちょっとした気づきは毎週のようにあるので、簡単に何万円もお金で得をしてしまいます。
頭を使うメリットは本当に無限にあって語りつくせないので、今回はこの辺で終わりにしておきます。
ということで今回のまとめですが、収入が増えても生活が楽にならない場合は、あなたに貧乏神がついている可能性があります。
貧乏神とおさらばする一番簡単な方法は、他人と比べるのを止めることで、他人と比べることを辞めたらその瞬間貧乏神はいなくなります。
ただし人と比べるのを完全に止めるというのはかなり難しいです。
ただ、もし人と比べるのを止めることができなくても大丈夫です。
人と一緒に何かをするときは、できるだけ目的地に近づけるような行動を取ることで貧乏神はいなくなります。
具体的に、一つ目は行動を早くすることです。
行動はいきなり早くはなりませんが、普段から何事も早く終わらせようと思っているだけで、徐々にですが確実に早くなっていきます。
そしてもう一つは、頭を使っていろいろと考えることです。
普段から頭を使って色々考えていると、時間短縮できる方法が思い浮かぶようになり、たった数秒の時間短縮だったとしてもそれが積み重なると、とてつもない時間差になり、貧乏神は一瞬であなたにはついてこれなくなります。
貧乏神を遠ざける方法は他にもたくさんあると思いますが、とりあえず今回の内容を考えてみるだけでもかなり貧乏神から距離を置くことができると思います。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。