こんにちは、ディーターです。
今回は桃鉄から学ぶ人間関係の成功法則です。
私のような人間関係が下手な人間が人間関係について語るなんて、小学生が大学生に勉強を教えようとしているようなもんだと言われるかもしれません。
そう言われたら確かに否定はできません。
ただ、大学生に勉強を教えることはできなかったとしても、毎回赤点をとっていた生徒が80点を取れるようになる方法なら解説できると思っています。
何故そこまで言えるのかというと、私自身が人間関係が完全に赤点の状態から、割と人に好かれる状態にまでなれたからです。
赤点だったと言葉だけで言ってもなかなか信じてもらえないと思うので、わかりやすい例を出します。
桃鉄はみんなとやるすごろくゲームですが、私はほぼコンピューター相手に一人でやっていました。
何故かというと友達がいなかったからです。
中には桃鉄で強くなりたいからという理由で、コンピューター相手に一人で練習していた人もいるでしょう。
それは全然ありえることだと思いますが、私の場合はいくら練習をしても、いつまでたっても本番がやってきません。
小学生の頃、どうしても誰かと桃鉄がしたくて親と遊ぼうとしましたが、「また今度ね」というよくある言葉でかわされました。
ちなみにその今度は未だにやって来ません(笑)
ちなみに友達と桃鉄をするという夢は十数年後に叶ったので安心してください、誰も心配してないと思いますが(笑)
とまぁ冗談はこの辺にして本題です。前回、桃鉄では貧乏神を誰かになすりつけないと勝てないということを言いましたが、上手くやらないと喧嘩になるとも言いました。
じゃあどうすれば喧嘩にならないかと言ったら、相手の気持ちを考えていれば喧嘩になることはまずありません。
こんなことはわざわざ私が説明するまでもなく、みんなやっていることだと思いますが、「ごめん」という一言は絶対に必要でしょうし、ホントはなすりつける気満々だったとしても、「貧乏神なすりつけることになっちゃうから別の道行くね」と言ったりです。
そういう配慮があれば、大抵の場合は「ゲームなんだからつけても大丈夫だよ」と言ってもらえるはずです。
それを無言で「ルールなんだから当たり前でしょ?」のような顔で人になすりつけていたら、あなたへの不満はどんどん貯まっていきます。
桃鉄にはカードというものがあり、中には一瞬で誰かの資金がほぼ0になるような、使ったら友情関係にヒビが入りそうな強力なカードがたくさんあります(笑)
大抵は威嚇用に持っているだけで、さすがに友達に使うのはかなり躊躇うのですが、一緒に遊んでくれている友達の気持ちを考えないプレイばかりしていた人は最終的にこういうカードを使われて痛い目をみることになります。
私は、桃鉄で強くなるために長々とこんな話をしたわけではなく、この考えは現実世界でも本当に大事だからです。
世の中、勝負事はたくさんありますが、ルール上許されていることはなんでもして良いわけではありません。
正確には、して良いかいけないかで言ったら、して良いんですが、するのが得策ではありません。
人の恨みを買うようなことをしたら、必ず後で痛い目を見ます。
どうしても勝負で勝ちたい場合は51対49でも勝ちです。100対0で勝つ必要は全くありません。
なんなら50対50なら二人とも勝ちです。
もしあなたが50対50に近い結果を目指すような人なら、あなたが困ったときには周りの人が必ず助けてくれます。
私は、昔の自分を考えたら本当に信じられないことですが、最近はいい人とか優しい人とか言ってもらえることもあります。
でもそれは、私が素晴らしい人間であるわけではなく、そうすることが結果的に自分にとっても一番良い結果になることを心の底から理解したからです。
中には人を蹴落としてまで人に勝とうとする人がいますが、そういう人はこの先大変だろうなと思います。
他人に何か嫌なことをした場合、した人は忘れてしまいますが、された方は絶対に忘れません。
たった1回の勝利のために、この先何十年も生きていかなければいけない人生の敵を1人増やすなんて、あまりにも馬鹿馬鹿しいと思いませんか?
こういうことを言うと、綺麗ごとばかり言うなと思う人がいるかもしれません。
徹底的に倒さなければ自分がやられるんだと言われるかもしれません。
そういう場合は、別に負けてもいいんじゃないですか?と私は思います。
勝負に負けると言っても、別にサバンナで命がけのバトルをしているわけじゃありません。
負けるが勝ちという素晴らしいことわざがありますが、桃鉄で本当に負けるというのは、ゲームで負けることではなく、もう遊んでもらえなくなることじゃないですか?
一応補足しておきますが、ゲームは手を抜いて適当にやった方が良いというわけではありません。
いや、別に手を抜いても良いんでしょうけど、ただ、ゲームも手を抜かず本気でやる人の方が成功している人は圧倒的に多いです。
成功者は負けず嫌いが多いので、ゲームであろうと負けたくないのだろうと思います。
ただ、成功している人は、人の気持ちを踏みにじってまで勝とうとはしていないはずなので、そこは間違えないで欲しいです。
1回や2回の勝負ならいくら敵を作ろうが勝ち逃げできるかもしれません。
でも、何度も言いますが、人生はこの先何十年も続いていきます。
人の心がないような方法、不義理な方法で成功した人は、いつか必ず破滅していきます。
もし奇跡的に破滅することがなかったとしても、時効を待つ指名手配犯のように、一生心の安らぎを感じることができないはずです。
ということで、最後ちょっと話がオーバーになってしまいましたが、今回のまとめとしては、勝負は勝ちさえすれば何でも良いわけではないということです。
むしろ勝つときこそ慎重になって、負ける人の気持ちを考えて欲しいと思います。
相手の気持ちを考えて配慮した行動を取れば、その相手はあなたが困ったときに必ず助けてくれます。
逆に相手の気持ちを全く考えなければ、相手はあなたを困らせることに全力を尽くしてきます。
そして勝負は1回で終わるものではありません。生きている限り何回勝負があるかもわかりません。
人に負けたくないという気持ち自体は悪いことではないです。ただ、負けるというのはその1回だけ見たら負けかもしれないですが、トータルで見たら勝ちだったということはたくさんあります。
ということでした。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。