こんにちは、ディーターです。
桃鉄からたくさんの成功法則が学べましたが、一旦今回のテーマで最後となります。
桃鉄から学べることは他にもまだまだあると思いますが、それらは桃鉄以外の日常からも学べることなので、何か気づいたことがあればその都度、疑問を投げかけさせて頂きたいと思います。
では最後のテーマは何かというと、運についてです。
運を引き寄せる方法でも解説するのか?胡散臭さMAXだなと思う方もいるかもしれません。
運の話をする以上、共感できないという方も、もちろんいるとは思いますが、今回の話を聞いてちょっと考えを変えてみたら、ほとんどの人は、信じられないほど運が良くなったと感じるだろうと思います。
ではまず、大事なことなので最初にはっきりと断っておきますが、運と言うのは物凄く大事です。
頑張って努力している人を絶望に落とすような言葉になってしまうかもしれませんが、正直に言います。
ほとんどの場合、努力しているけど物凄く運が悪い人というのは、何の努力もしていないけど滅茶苦茶運が良い人には勝てません。運には、ちょっと努力したくらいではどうにもならないくらい大きな力があります。
私は今大変なことを言ってしまいました。努力している人みんなを敵に回すような発言です。
もちろん、これが結論だったら批判の嵐でしょうが、そんなわけないので安心してください。
運には2種類の運があり、1つ目の運はあなたにはどうにもできない運ですが、もう一つの運というのは、あなたの考え方や行動次第で、良くすることも悪くすることもできます。
まず1つ目の運についてですが、これはほとんどの人が無意識に運が良いとか悪いとかと言葉にしている、一般的な感覚の運の良し悪しです。
桃鉄で言ったら、例えば1回サイコロを振っただけでピッタリ目的地に着くとか、サイコロで6以外の目が出たらマイナスマスに止まることになり、多額の借金を負うという場面で、見事6を出して借金を回避するとか、カードマスでランダムに貰えるカードが物凄く役に立つカードだったとかです。
このような運が良い人とは対照的に、もう呪われてるんじゃないかってほどに運の悪い人もいます。
このような運は、本人の努力とは関係ないものなので、もうどうしようもないと思うかもしれません。
ただ、桃鉄をやっていると気づくはずです。
1年や2年の戦いだったら確かに運が良い人が勝つでしょう。
ただ、20年、30年、それ以上長くやっていたら、運の良さなんてみんなそこまで大きくは変わらないと気づくと思います。
運の要素のかなり大きいすごろくゲームでさえこうなんです。
それと比べて、現実世界での勝負で勝敗を決める要素として、運の占める割合はどのくらいだと思いますか?
桃鉄から見ても分かるように、あまり実力差がない人同士の勝負だったら、1年とかの短期勝負で運の強い人に勝つのは難しいかもしれません。
ただ、現実世界の1年もけっこう長いので、ほとんどの場合は運以外の要素で決着が着くと思いますが。
実際には、生まれつきお金持ちの家に生まれるとか、物凄く顔が良いとか、物凄く頭が良いとか、このような、本人にはどうしようもない要素で、かなりの格差がある場合、そのくらい大きな運の差があったとしてやっと1年では埋められない差になるくらいだと思います。
一つ聞きますが、あなたは人生を何年生きるつもりですか?
その人生が良いものになるか、残念なものになってしまうか、そこに運の占める割合はどのくらいあると思っていますか?
裕福な家庭に生まれた人の方が将来お金持ちになっている可能性が高いというデータがあります。
でもそれは、スタートラインが違うわけですから、そんなの当たり前ですよね?
スタート時点で一歩先に進んでいる人と、全く同じスピードで走り続けたら追いつけるわけがありません。
でも1%だけでも早いスピードで走ったら、そんなのすぐに追いつきます。
人の2倍頑張る必要なんてありません。
1%だけでも他の人よりできそうなことがあったら、あとはそれを続けるだけで運の差なんて誤差にしかならなくなります。1%というか、長い人生を考えたら0.1%でも十分です。
ということで、一つ目の、あなたの努力ではどうにもできない運の要素なんて取るに足らないということです。
ただ、これだけは断っておきますが、世の中には本当に不運な環境に生まれたり、大きなハンデを背負っていてそんな簡単には埋まらない差というのも確かにあります。
そのような方に対して、運のせいにするなと言っているわけではありません。
また、世の中にはもっと不幸な人もいるんだから、あなたは幸せなんだと言っているわけでもありません。
自分で自分のことを幸せだと思うのは良いんですが、人から幸せだと決めつけられるのは最悪です。
私はあなたのことを、運が良いとも悪いとも言っていませんので、あなたは運が良いか悪いか判断するのはこの後の話を聞いてからご自身で判断して欲しいと思います。
ではここからは、あなた自身で良くも悪くもできる運について見ていきたいと思います。
例えば、桃鉄で目的地まであと3マスという状況であなたはサイコロを振って2が出たので、カードマスに止まることになったとします。
これだけ聞いたらあなたは3が出なかったので運が悪いというかもしれません。
ただ、止まったカードマスで貰えたカードが良いカードだったらどうでしょうか?
どのカードだったら嬉しいかは人によって違うとは思いますが、例えばダイヤモンドカードというカードを引き当てたとします。
ダイヤモンドカードはかなり高額で売れるカードで、目的地に最初に到着した賞金よりも高額で売れる可能性もあります。
そこまでの結果を踏まえて判断した場合はサイコロで2が出たのは幸運だったと言えるはずです。
では、もし良いとも悪いとも言えないような微妙なカードを引いた場合はどうでしょうか?
やはりこの場合は運が悪いと言うべきでしょうか?
桃鉄には素晴らしいカードがたくさんある反面、害しかないカードというのもあります。
例えばデビルカードというカードを引いた場合、数ターンの間デビルからお金を奪われることとなり、カードを捨てることもできません。
このような害しかないカードを引き当てるのと比べたら、良くも悪くもないカードを引いたというのは悪いとも言えないと思いませんか?
では、もしデビルカードを引き当ててしまった場合、さすがにこれは運が悪かったとしか言えないでしょうか?
桃鉄にはキングデビルカードというデビルカードの強化版のようなカードもあり、もしこれを引いてしまっていたら、毎ターン奪われる金額は比べ物になりません。
そう考えたら、キングデビルカードを引かなくてラッキーだったと思うこともできませんか?
じゃあ流石にキングデビルカードを引いてしまったら不幸以外の何物でもないでしょうか?
たしかにそれ単体で考えたら、運が良かったとは思えないでしょう。ただ、桃鉄では毎ターン不幸なイベントが発生する可能性があり、いきなり所持金を全て失うなどという可能性もあります。
そう考えたら悪いイベントが発生しなかったのはかなり幸運でしょうし、目的地の近くにいることは確かなので、次のターンで目的地に到着して賞金を受け取ることができたら、トータルとしては運が良かったとも言えるのではないでしょうか?
ということで、もう一つの運とは、あなたの捉え方次第で運が良いとも悪いとも言える運が世の中にはたくさんあるということです。
たくさんあるどころか、一般的に不運と感じてしまうようなほとんどの事柄は、考え方次第では運が良かったとも言えるはずです。
運とは本当に物凄い力を持っています。運を味方にするか敵にするかで人生の難易度がとんでもなく変わります。
同じレベルだけど、ひのきの棒で戦うか伝説の剣を装備して戦うかくらい難易度が変わります。
運について書かれた本もたくさんありますし、成功者の運についてのエピソードなどもあるので、また別の機会にも運をテーマとした解説をさせて頂けたらと思っています。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。