こんにちは、ディーターです。
前回までのドラクエから学ぶシリーズで、成功する法則はゲームからたくさん学べるということを解説させて頂きましたが、ドラクエに勝るとも劣らないくらいわかりやすく成功法則を学べるゲームがありました。
それは桃太郎電鉄、通称桃鉄です。
ということで今回からは、桃鉄から学ぶ成功の法則シリーズを解説させて頂くことにしました。
今回は最初ということで、桃鉄の説明と、目先の利益という重要なポイントについて解説させて頂きます。
ドラクエから学ぶシリーズが少しでも面白かったという方はもちろんですが、そうでない方でも、桃鉄はドラクエ以上にお金に直結するゲームなので、きっと楽しんで頂けるのではないかと思っています。
桃鉄シリーズも実生活に役立つ考え方がたくさん出てくるので、お金持ちに近づくための考え方がたくさん学べるはずです。
ではまず、桃鉄とはどんなゲームかということを、桃鉄を知らない人向けに説明します。
桃鉄は、さすがにドラクエほどの知名度ではないかもしれませんが、それでも国民的知名度のゲームと言っても過言ではないくらい有名なゲームです。
超簡単に言うと、あなたが社長になって一番のお金持ちになることを目指す、すごろくゲームです。
大事なことなのでもう一度言います。プレイしたことがある人もしっかり聞いてください。
桃鉄とは一番のお金持ちになることを目指すゲームです。
ゲームだけじゃなく、現実世界でもみなさんお金持ちになりたいですよね?
だったら、お金持ちになるのが目的のゲームなんて、ノウハウの宝庫だと言うのは言うまでもないですよね?
ハッキリ言って下手な情報商材よりもはるかにたくさんのノウハウが詰まっています。
ではまず基本的な行動について説明します。
桃鉄では、あなたが社長になると言っても、部下に指示を出したり、何か特別な経営判断をするわけではありません。
主な行動はサイコロを振って出たマスだけ進み、目的地を目指して電車で日本国内を走り回るだけのゲームです。
そしてサイコロを振って進むマス目は赤マス、青マス、黄色マス、一般の駅の4種類のマスしかありません。厳密にはそれ以外にも様々なイベントの起こるマス目があるのですが、このシリーズはお金持ちになる考え方を学ぶのが目的なので、細かいことは忘れて一旦その4種類のマス目しかないと思ってください。
実際のゲームでも大半のマス目はその4種類のどれかです。
その4種類のマス目の違いは何かと言うと、赤マスはマイナス駅で、そのマスに止まるとお金が減ります。
青マスはプラス駅で、そのマスに止まるとお金が増えます。黄色マスはカード駅で、そのマスに止まると何かカードが貰えます。一般の駅とはその名の通りの駅で、一般駅に止まるとその地方特有の物件を買うことができます。
物件を買うとはどういうことかというと、あなたは社長なのでお金を払ってオーナーになれるということです。
例えば東京駅に止まったら、東京ドームの物件を買えたり、テレビ局の物件を買えたり、北海道の駅に止まったらラーメン屋の物件が買えたり、スキー場の物件が買えたりと言った感じです。
そして、桃鉄はすごろくゲームなので目的地があります。
先ほど説明した一般駅の中から、どこかの駅が目的地に設定され、一番最初に目的地に到着した人は大金をゲットできます。ただし、普通のすごろくとは違い、誰かが目的地に到着してもそれでゲーム終了ではなく、新しく次の目的地が設定され、またみんなで次の目的地を目指します。
これをゲーム終了年まで永遠と繰り返し、最終的に一番お金持ちの社長さんが優勝というわけです。
桃鉄をプレイしたことがない人がこれを聞いたら、すごろくゲームである以上、結局運が良い人が勝つんじゃないの?と思うかもしれません。
もちろん運の要素も大きいことは否定できず、サイコロの出目によってはプラス駅ばかりに止まる場合もありますし、マイナス駅ばかりに止まる場合もあります。
ただ、桃鉄を遊んだことがある人なら、口を揃えて「運だけでは決まらない」と言うはずです。
というのも、最速で目的地を目指しても良いし、止まりたくないマスに止まりそうだったら、目的地とは反対方向へ進んでも良いというのが桃鉄の大きな特徴です。
また、日本国内に線路はたくさんあるので、目的地への向かい方も何通りもあります。
最短の経路を進んでも良いし、少し遠回りして、有利なマスに止まりやすい経路で目的地へ向かうような進み方もできます。
物凄く簡単にですが桃鉄の説明が済んだので、ではここからはやっと今回のメインテーマの話になります。
桃鉄は一番のお金持ちになるのが目的のゲームなので、普通に考えたら、できるだけたくさんプラス駅に止まった方が良いはずです。
ただ実際には、とにかくプラス駅ばかりに止まろうとするのは、最弱クラスの対戦相手コンピューターのよくとる行動です。逆に最強クラスの対戦相手コンピューターは、多少マイナス駅に止まることになっても、目的地に近づけるように進むことが多いです。
桃鉄をプレイしたことがある人なら分かると思いますが、それもそのはずで、プラス駅やマイナス駅に止まって貰えたり失ったりする金額と言うのは、せいぜい数百万円から数千万円と言った金額ですが、最初に目的地へ到達したプレイヤーが貰える金額というのは安く見ても数億円を下回ることはありません。
多少マイナス駅に止まったとしても、目的地に一番乗りしやすいように進んだ方が良い場合というのは多いです。
例えばですが、目的地まであと30マスという状態でサイコロを振って1が出た場合、前に進めばマイナス駅で後ろに進めばプラス駅という状況なら、多くの人は目的地まで29マスのマイナス駅よりも目的地まで31マスのプラス駅に止まろうとするはずです。
それに対して目的地まであと7マスという状況でサイコロを振って6が出た場合、先ほどと同じように前に進めばマイナス駅で後ろに進めばプラス駅という状況なら、多くの人は目的地まで13マスのプラス駅ではなく目的地まで1マスのマイナス駅に止まると思います。
あと1マスの状態ならもしかしたら次のターンで目的地に到着できるかもしれませんが、あと13マスの状態では次のターンでは絶対に目的地へ到着できませんし、その次のターンでも目的地に到着できる可能性はかなり低いです。
目的地から6マスも遠ざかるというのは痛すぎます。目先の僅かなマイナスよりも目的地に到着したときの大きなプラスの可能性を上げる方がどう考えても価値が高いということです。
そしてこれは、誰に教えてもらうことでもなく、多くのプレイヤーが自分で判断して当たり前のように取る行動です。
とうとう出たね。。。
ここが桃鉄から学ぶポイントです。
今回はゲームの説明から入ったので結論が遅くなってしまいすみません。
多少プラスになるからと言って、目的地から遠ざかる行為は大きなマイナスだということです。
まさかですが、桃鉄では目的地に近づくために平気でマイナス駅に止まるのに、現実世界では少しでも安い遠い店で買い物をしてるなんて人はいませんよね?
もちろん桃鉄でも、どんな場合でも必ず1マスでも目的地に近づく行動が最善というわけではありません。
どちらを選んでもほぼ変わらない状況ならわざわざマイナス駅に止まる人は少ないです。
ですから、現実世界でも何が何でも絶対に一番近い店で買い物をしないといけないというわけではありません。
ただ、この考えは絶対忘れないで欲しいのですが、現実世界ではゴールまでの距離というのは自分では分かりません。
もしかしたらあなたは今、大金にすぐ手の届く距離にいるかもしれないんです。
そんな状況でサイコロを振らずに、数百円安いものを買うために時間を使うんですか?
少し遠くの店で安いものを買うのにかかる時間で、別の行動を取っていたらもっと稼げていた可能性もあるかもしれないと考えてみて欲しいです。
これは、近い・遠いという距離だけの話ではありません。
例えば、少しでも給料が高いというだけの理由で他の条件を無視して仕事を選んで良いのかなども考えてみて欲しいです。
給料は高くてもストレスが貯まる仕事で、ストレス発散にお金を使わなければやってられないなんてことになったら、少し給料が低くてもあまりストレスのかからない仕事の方がトータルでみたらプラスだったなんてこともあります。
つまり、目先の結果だけに捕らわれないで欲しいということです。
たかがゲームでは少なくとも1~2ターン先のことくらいはみんな考えるので、現実世界でも、少し先のことも考えた上でトータルで判断することをおすすめします。
ということで、今回は結論だけ言うと目先だけの結果に惑わされないでくださいということでした。
今回は初回だったのでゲームの説明がかなり長くなってしまいましたが、次回からはもう少し本題を多めに解説させて頂きたいと思います。
こんな感じで、桃鉄から学べることはたくさんあるので、是非次回も楽しみにしていてください。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。