こんにちは、ディーターです。
今回は2023年の私の損益計算書(P/L)を紹介させて頂きたいと思います。
損益計算書とは簿記の資料ですが簡単に言うと年間の家計簿まとめのようなものです。
簿記はお金に強くなるためにとても役立つ知識なので、あえてこの形式で説明させて頂きます。
おそらく、あなたのお友達に家計簿を見せてくれと言っても見せてくれないと思いますので、他人の家計簿を見たことがある人と言うのは少ないでしょう。
私の損益計算書が良い見本となるか悪い見本となるか分かりませんが、他人の収支情報を知ることで何かしら発見があると思います。
自分だったらここはもっと削れるとか、この費用はこんなに削れたのかとか、何か参考になれば幸いです。
なお、正確な数値を知ったところで何も意味がないので、今回は概算で全てキリの良い数字にしています。
またこれは私個人の収支なので、確定申告で提出する損益計算書とは全く別物だと言うことは断っておきます。
それでは最初に結果を発表します。
貸方
売上700万円
借方
税金・社会保険料 120万円
借金返済 360万円
家賃 50万円
食費 50万円
交際費 50万円
水道光熱費・通信費・交通費 30万円
雑費(日常生活や仕事に必要なもの) 60万円
雑費(自分の好きなことに使う) 30万円
ギャンブル 10万円
当期純利益(銀行口座残高の増加) -60万円
となります。
これを見たときに、多くの人はどう思うか気になります。
なんか可哀そうな人とかですかね?(笑)
ツッコミどころはたくさんあると思いますので、おそらく皆さんが思いそうなことと、それに対する解説をしていきたいと思います。
では順番に解説させて頂きます。
ツッコミどころ1つ目 売上って何?なんか高くない?
最初に売上と書いてあって、物販でもしているのか?と思うかもしれませんが、別に私は何もモノを売っていません。
強いて言うなら、技術力と信用と時間を売っています。
本業と副業を合わせたただの給料だと思って頂いてほぼ間違いありません。
給与所得ではないので形式的に売上とさせて頂いているだけです。
私は今年が30代最後の年です。
私は120歳まで生きるので、もう少しで人生の3分の1が経過することになります。
その世代の中ではこの収入は高い方だと言うのはもちろんよく知っています。
では何故そんな自慢をするのかというと、それは私がずっと低収入で過ごしてきたからです。
4年前以前はずっと200万円代の収入で過ごしてきました。
年収200万円代からでもこのくらいの金額にはなれるということを知ってもらいたいんです。
私は考え方が変わったこの3年間で年間100万円を超えるペースで収入が増えています。
もしかしたら税金120万円は少ないだろうと思った方がいるかもしれませんが、それは私が個人事業主であるため経費や控除の恩恵を受けているというのも大きいですが、前年の収入が少なかったというのが最も大きな理由です。
もっと高年収の方から言わせると、その程度の年収で偉そうに言うなと言われるかもしれませんが、私は年収200万円代の方にも高年収を諦めて欲しくないので、あえて自慢させてもらいます。
年収200万円代の皆様、数年で収入を2倍3倍にすることは可能です。
そして私は何かで一発当てたわけではありません。
アフィリエイトやYouTubeなどは上手く行けば大きなお金を稼げる可能性がありますが、そのようなことで稼げなくても、平均よりは十分に高い収入を得ることは可能です。
私の場合は、会社から与えられた仕事以外何もできないので、収入が増えそうな方法をひたすら考えてやってきただけです。
高年収の方は、ある程度若いころから順調に稼げて来た方が多いと思うので、ずっと低年収で生きてきた方は、もう一生無理なんだと思っている方が多いと思います。
今更ですが、そのような方に向けて、私の経験を発信することは価値があるのではないか?と思ったというのが、私が人生大逆転の発信をしようと思ったきっかけです。
どうすれば良いのかについては、今までも発信して来ましたし、これからも発信させて頂きます。
ではツッコミどころ2つ目 借金返済額が多すぎる
これはもう自業自得としか言いようがありません。
いくら収入が大きくなっても、お金を守る術を身につけていなければお金は増えて行きません。
実際に私は、収入から借金返済額を差し引いたら平均所得よりも少ないです。
リボ払いは絶対にやめましょう。
ツッコミどころ3つ目 当期純利益がマイナス
収入から支出を引いて税金なども払った後の金額を当期純利益と呼び、重要な金額の一つですが、ご覧のように赤字家計です(笑)
当然赤字は良くないに決まっていますが、私の場合は借金の返済で仕方なかったと思っています。
今後改善すべき点の一つです。
赤字が出ても動じないためには、やっぱり多少の貯金は必要です。
ツッコミどころ4つ目 家賃が安い
恐らく、多くの人にとって一番大きな支出というのが家賃・住居費でしょう。
支出額に占める家賃の割合というのはかなり大きいので、今度家賃についての解説をさせて頂きます。
とりあえず、私は家賃が安い家に住んでいます。
ツッコミどころ5つ目 食費は意外と普通?
はい。食費だけは贅沢するようになりました。
収入が少ないときはずっと年間の食費を20万円以内に抑えてきましたが、今は二つの理由からあえてお金をかけています。
まず、できるだけ長く健康でいたいという理由から、少し割高でも、健康に良さそうなものを買っています。
例えば、毎日使っていたキャノーラ油をオリーブオイルに変えたとかです。
「なんですか?セレブ気取りですか?」とお叱りを受けるかもしれませんが、お酒を買ったらすぐ1,000円くらい行くのだから、毎日使う油の代金をケチる理由がどこにも無いと思いました。
もう一つは、食費を数万円減らすよりも、美味しいものを食べて気分よく生活することの方が価値が高い、と思うようになったという理由で、気分を変えるためにもあえて外食する日をたまに作っています。
ツッコミどころ6つ目 雑費が二つある
私は買う必要があるものと買う必要がないものを明確に区別しています。
例えば、同じ私服を買うにしても、今ある服が破れたり、かなり着古した感じになった場合は必要な雑費ですが、気に入ったから買うという理由の場合は自分のために使う雑費としています。
この雑費もやはり増えました。
以前は、買う必要がないものには1円も使う余裕がありませんでした。
むしろ買う必要があるものも買えませんでした(笑)
今は、とにかく毎日楽しく生きたいので、自分へのご褒美として買う必要がないものをたまに買っています。
お金を貯めるためには悪影響なことだと思いますが、これが無いと人生楽しめません。
ツッコミどころ7つ目 ギャンブルには意外とお金を使っていない
そうですよ(笑)
私はギャンブルは好きですが、今は依存症ではないので安心してください。
ちなみに10万円という数字は収支を合計してトータル負けた金額なので、軍資金はもう少し高いです。
ただし、ここでもっと注目すべきことは、ギャンブルの収支も確実に記録しているということです。
ギャンブルを辞められない方は、収支を記録するだけで金額をかなり減らすことができます。
もし負けが収入の3割を超えてるとかだったら、流石にヤバイなと思うはずです。
ギャンブルを辞めなくても良いので、収支だけは確実に記録しましょう。
ツッコミどころ7つ目 友達少なそう
だから何度も少ないと言っているじゃないですか。
おそらくこんな感じのツッコミを受けそうかなと思ったものを挙げてみました。
最後に私の意見を補足させて頂きます。
これが普通と比べて高いのか安いのかわからないものもけっこうあるんですが、水道光熱費については一度見直してしまえばたぶんこのくらいに抑えられるのではないかと思います。
ちなみに私は自宅で仕事をしているので交通費はほとんどかかりませんが、夏場と冬場は家にいるときは常にエアコンをつけています。
また、「これだけ投資について解説してきたのに、投資が無いのかよ」と思う方もいるかもしれませんが、残念ながらその通りなのです(涙)
借金関係で投資をする余裕が無かったのと、厳密に言ったら去年の後半くらいから余裕も出てきて、すぐに旧NISA口座で投資を始めた方が良かったのですが、もうここまで来たらキリ良く新NISAから始めようと思いました。
ただ、「キリが悪いから、キリが良くなったら始めよう」というのは、多くの場合いつまでたっても始めないので、できるだけ真似しないでください。
思い立ったらすぐ始めるべきです。
私はちゃんと今年の1月からはNISA始めてますからね?
あと最後に、赤字家計なんだからギャンブルや好きなことにお金を使ってる場合じゃないだろと言う批判もあると思います。
もちろんその通りですが、これについて言い訳させて頂くと、私の場合は収入の約7割くらいは税金と借金返済で消えています。
当然気分が良いものではありません。
そのため、ストレスを抱えず生活するために、ある程度自分の好きにお金を使うことを許しています。
もちろん今後の資産状況に問題ないだろうと考えた範囲で使っています。
何かを公開するということは必ず批判する人も出てきますし、特にお金に関しての情報は、ひがまれることもありますし、お金を狙う人が集まってくる可能性もあります。
お金についての情報は、特別な理由がない限り他人には公開しないことをおすすめします。
ということで、今回は簡単に私の年間の損益計算書を発表させて頂きましたが、これを見て皆さんがどのような意見を持つか気になります。
意外と自分では自分のことが分かっていない面も多いので、共感でも批判でもなんでも良いので何か意見を頂けたら嬉しいです。
そして今回の話が皆様の資産形成の参考の一つにでもなれば幸いです。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。