こんにちは、ディーターです。
今回は、最強の節約術 保険編 をご紹介したいと思います。
保険というのは人生の3大支出とも言われるくらい大きな支出で、見直すことで何十万円、何百万円というお金の節約ができます。
絶対に見直す価値があるものなので、毎月数千円でも保険料を払っている人は是非話を聞いていってください。
最初に結論を言うと、ほとんどの保険はほぼ要らないで終わります。
保険は大きく分類すると、医療保険、生命保険、損害保険に分かれますが、まずは医療保険から。
医療保険は必要ありません。
病気になったらどうするんだと言うかもしれないですが、日本人はみんな健康保険か国民健康保険という半強制的に加入している社会保険があるので大丈夫です。
日本ならいくらお金が無かったとしても、電話すれば救急車は来てくれますし、今すぐ払えるお金を持っていなかったとしても治療してもらえます。
もし病気で仕事ができなくなった場合はお金も貰えますし、本当に手厚い保証がついています。
アメリカなどでは、貧乏人はお金がないから救急車を呼べない、などという話を聞いたことは無いですか?
医療の面では日本は本当に充実していて、健康保険に入っているそれだけで十分です。健康保険には物凄くたくさんの保障もついていて、全ての保障を理解できている人なんてほとんどいないと思います。もちろん私も全ての保障内容は理解できていません。
健康保険というのは本当に素晴らしい保険です。さすがは毎月の給料から高額な保険料を支払っているだけのことはあります。
健康保険以外の保険にも入っている人は、今入っている健康保険の保障内容も十分理解していないのに、どうしてさらに別の保険料を支払うんですか?
社会保険料が高いという人は、当然ですけど社会保険以外の保険には加入していませんよね?
入らなくても良い保険に自分から加入しておいて、好きでお金を払っているのに、保険料が高いと不満を言うのは不思議なことを言っているとは思いませんか?
次に生命保険ですが、これも不要の一言で終わります。
私が掛け捨ての生命保険にすら入らないのは、確かに子供がいないからということも大きいのかもしれないですが。生命保険に入る理由というのが私にはどうしても納得できません。
生命保険というのは不幸なことが起きたときにお金が貰えて、何もなければ払い損に終わるというものですよね?
「保険」というと聞こえは良いかもしれないですが、身も蓋も無い言い方をすると、つまり不幸なことが起きることに賭けるギャンブルですよね?
縁起でもない、私は不幸が起きる方なんかに絶対賭けたくないです。
もし仮に長生きすればするほど大きく儲かる、という保険なら賭けるかもしれません。
だってもし仮に不幸が起きてお金がもらえても、そんなの全然嬉しくないですよね?
逆に不幸が起こる方に賭けてしまった自分のことが嫌いになりそうです。
要するに不幸が起きたら負けということです。
そして不幸が起きなかったら払い損でやっぱり負けです。
つまりどんな結果になっても100%負けしかないわけであって、絶対に幸せを与えてはくれないものに対してどうしてお金を払うんでしょうか?
今の日本では世の中の多くの人が毎月苦労して家計をやりくりしています。お金が有り余っているわけではないのに、何の幸せもくれないものに毎月数千円から数万円のお金を払いたい気持ちが私にはどうしても分かりません。
これは決して皮肉を言っているわけではなく、どうやっても私はその感覚になれないので純粋に生命保険に入りたくなる気持ちというものを知りたいと思っています。
こんな私でも、さすがに家族がいて収入源が自分しかないという状態だったら、自分を被保険者にする掛け捨て保険に入るのは無駄だとは思いませんので、それはアリだと思います。
ただ、積立型の生命保険に関しては完全に無意味だと思います。
積立型の生命保険というのは被保険者が亡くなった場合は死亡保険金がもらえて、もし亡くならなかった場合は満期となって今まで払った保険料が少し増えて返ってくるというものですよね?
生命保険会社では被保険者が亡くなったときに支払われる金額は、支払済み保険料を原資として計算しています。
計算は複雑ではあるんですけど保険料を原資としているということは、複雑な計算を無視してはっきりと言うと、大切な人が亡くなったとしてももらえるお金というのは結局今まであなたが払ってきたお金ということです。
大切な人が亡くなっているのにも関わらず、もらえるお金というのはほぼ自分が払ったお金が返ってくるだけなんです。
ハッキリ言って今まで何のためにお金を払っていたのかわかりません。お金をもらってもむしろ逆に悲しくなりませんか?
満期でお金が増えることに関しては、投資ならもっと増える、以上です。
以上です、で終わっても良いんですけど、イマイチ納得できない方に向けて簡単に数字を出して補足します。
一般的な積立保険の利回りは年利換算で1%にも満たないものが大多数です。
必ずしも全ての保険がそうだと言うわけではないですが、年利3,4%くらいの保険があるなら教えて頂きたいです。
それに対して優良な投資の利回りは年利5%くらいです。投資なので毎年5%が約束されるわけではなく+15%とか-5%の年があるんですけど、それでも平均すると実際に5%くらいあります。
保険なら元本保証のものもあるというかもしれません。
これは保険だけに限らないのですが、どんな業界でも元本が保証されるものというのは、基本的に超低利回りです。
これは銀行の普通預金を考えて貰えばよく分かるでしょう。
投資は確かに元本が保証されていませんが、ギャンブルではない正しい投資というもので、元本を下回ることはほぼ確実にありません。
これについては投資のところで詳しく説明します。
最後に損害保険です。
損害保険だけは入る価値があります。
具体的に言うと、火災保険と車を運転する人の自動車保険です。
損害保険も、大多数の人は払い損になるのですが、ただある程度の貯金があったとしても賠償するのが不可能なほどの大事故が発生する可能性はゼロにはできないので、不安に備えるという意味でこれだけは入る意味がある保険だと思います。
不必要と言った保険の中にも、入った方が得だったと言う人も中にはいるでしょうが、ほとんどの人にとって、数ある保険の中で入る価値がある保険というのはこれだけです。
ここまで、私が今までにいろいろ勉強して学んだ知識、頭の中にインプットされている知識をひたすら書いてきたのですが、
書き終わってから問題ないだろうかと改めて少し保険の情報を見直しました。
問題は無かったですが、やはり忘れていたこともあり、まだ書き足りないこともありました。
保険はほぼ要らないというのは間違いないのですが、それでも保険に入っている人は物凄く多いので保険についてはまた追加で解説させて頂くかもしれません。
一度に長々と書くよりも何度も言った方が効果があると思うので今回はここまでにします。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。