【58】 運動という最強の錬金術【前編】

こんにちは、ディーターです。

今回は運動することの価値について解説させて頂きたいと思います。

大人になって働き始めてから、ほとんど運動なんてしていないと言う方も多いのではないでしょうか?
運動は健康に良いのは確かですが、お金持ちにもかなり近づける行為だと言うことを解説させて頂きます。

もちろん、運動が嫌いな人に無理に勧めたりはしません。
ただ、嫌いと言う人の中には、やってみてもいないのに嫌いだと思い込んでる人もかなりいるので、話だけでも聞く価値はあるのではないかと思います。
1人でもいいので、ちょっとやってみようかなと思ってくれる人がいたら嬉しいです。

体を使う仕事をされている方以外では、ここ数年運動らしい運動なんてしていないと言う方も多いのではないでしょうか?

以前の私なんかは正に典型的なそのタイプで、仕事もデスクワークだったので、30代前半くらいの時に、簡単なテストで身体年齢を測定してみたら、身体年齢は60代でした。

これはヤバすぎるだろうと思ったのですが、結局当時の私は何もしませんでした。

ヤバいと思って運動を始める人は良いのですが、ヤバいと思って何もしない人というのは、実は損しているのは健康だけではありません。
お金の面でも相当損をしています。

ということで、運動とお金にどんな関係があるかについて、順を追って説明します。
まずはそんな身体年齢60代の私がどうして運動をするようになったのか知ってもらえば分かると思います。

私が運動を始めた理由というのは二つあり、一つ目はお金持ちの多くの方は何かしらの運動をしていることが多いという情報を知ったからです。

大人になるとほとんど運動しない人の方が圧倒的に多いのに、お金持ちに限ってはかなりの割合で何かしらの運動をしていることが多いようです。

頭の悪い私は、運動をすればお金持ちになれるかもしれないと思って、運動してみようかなと言う気持ちになりました。
いくらなんでもそんなアホな理由ないですよね?(笑)

なんとも私らしい理由ですが、今となってはこれが最高の判断だったと思っているので、私は頭が悪くて本当に良かったと思います。

成功する一番の近道は成功している人の真似をすることです。
なんでそうするのか理由は全く分かっていなくても、とりあえず同じことをしてみるというのは、人生というものを楽に生きる上でかなり使えるテクニックだと思います。
やっていて自分が成長してきたら、そのうち先人のとっていた行動の意味と言うのも分かってきます。

例えばプログラマーになろうとして、なぜそのようなコードの書き方をするのか全て理解してからでないと次に進めない人は、一生プログラマーになれないかなれたとしても相当時間がかかることになります。

私のような、結果うまくいけば理由はあまり気にしないという適当なタイプの人間は、そういう所ではかなり得をしやすいです。
まぁそのような人間は基本的な理論が分かっていないので、超一流には成れないのですが、まずは一流よりも一人前になる方が先じゃないかなぁと私は思っています。
決して基本はいらないと言っているのではなく、基本は大切だけど最初から理由まで詳しく理解している必要は無いということなので間違えないでください。

そして私が本格的に運動を決意した二つ目の理由というのは、毎日幸せな人生を送れるようになったことです。
今までのような毎日何も楽しくない人生から、毎日幸せを感じるようになった喜びというのは本当に信じられないほどのものだったので、できるだけ長く健康な人生を歩みたいと思うようになりました。
そのためには運動は絶対に必要だと思ったので運動するようになりました。

運動に限らずどんなことでも、人に言われたからという理由で、好きでもないことをやることほど面白くないことはありません。
ですから、やる場合は必ず、自分がやりたかったからという理由で始めてください。

副業にしても先取り貯金などにしても、まず行動してみる人というのは相当少ないです。
成功する人、お金持ちになる人は行動力がある人が多いということはデータが完全に証明しているので、自分の興味のあるものだけでも良いので自分から行動してみるということはそれだけで成功者にかなり近づいています。
嫌なことをやるのじゃなくて自分の好きなことをやるのですから、それは苦になるわけないですよね?

中には好きな運動なんてないという人もいると思います。
そういう人はちょっと興味のあるものを試しに一回だけやってみると言うのがおすすめです。

私の場合はちょっと気になったのが走ることだったので、試しに走ってみたらそれが意外に楽しくて今では趣味の一つになっています。

走るのが楽しそうと思う人は少ないと思います。もちろん私も楽しそうだなんて思ってもいませんでした。
でもその割にマラソンとか駅伝とかを見る人はけっこういますよね?
ですから多少は興味があるという人というのは意外といると思います。
気になるなら、見るだけよりもやってみた方がもっと楽しめると思います。

実際にやってみて、こんなもん二度とやるかと思ったらそれで辞めたら良いだけですから。

そう思って私は試しに300メートル走ってみることにしました。
IKEAとかCOSTCOとかイオンモールのような大きなお店に出かけたら、一周するだけで数キロ歩くなんて普通なので、たった300メートル走るだけなんて楽勝だと思っていました。

でも実際にやってみると、歩くことと走ることは完全に別物でした。
こんなにキツイことがこの世に存在したのかと思うくらい疲れました。
たったの300メートル走っただけだったのに真冬にも関わらず汗びっしょりになり、その後数日間筋肉痛を味わいました。

まさに先ほど言ったように、こんなもの二度とやるかと思いました。
しかし不思議なもので、何故かよく分からないんですが、私は一週間後には500メートル走っていました。

おそらくですが、運動というのは、闘争心というか、負けたくないという心に火をつけやすいのだと思います。
何事もやる気が出ないという方は、是非一度、運動で完全な敗北というものを味わってみることをおすすめします(笑)

そして私はそれからというもの、徐々に走る距離を増やして行き、そのうち1キロや2キロの距離を走ってもそこまで疲れなくなりました。

ここからが重要な話なんですが、そうこうしているうちに不思議なことが起こり始めました。
毎日仕事で何時間集中して作業していても、体は全く疲れなくなり、毎日体調が良い状態でした。
今までは風邪をひくこともよくあったのですが、最近はまったく風邪をひく気配すらありません
さらに驚くことに、毎年辛かった花粉症も全然辛くなくなりました。
今まではティッシュ箱を手放せない状態だったのが、多少目がかゆいかな?くらいの状態になりました。

ここで声を大にして言いたいのですが、多少でも体力が付くと、一見運動とは全く関係なさそうなお金の面でも物凄い大きな恩恵を得ることができます。

仕事に集中できたら成果も上がりやすく、収入アップにもつながりやすいです。
運動をすると気分も上がりやすくポジティブに考えやすくなるためさらに成功確率も上がります。
私なんかはもともとポジティブ思考だったのに、運動してさらにプラス思考になり、もうポジティブ過ぎてホント手が付けられなくなりました(笑)

体調を崩して仕事を休んだら収入も減りますね。
病院にかかったらさらに大きな出費となります。

ほとんどの人にとって一番大きな収入源は自分で働いて稼ぐお金、つまり人的資本というものは何よりも価値の高いものです。

はっきり言って、どんな優秀なインデックスファンドも運動が人的資本に与える以上の利回りを叩き出すことはできません。

楽しいからやってただけなのに、結果的に収入アップにも一番近づく行動をしていたと言うわけです。

ということで今回は運動の想像もしなかった恩恵というものを解説させて頂きました。
そして実はもっと大きな運動の恩恵と言うものもあるので、次回はそれについてとその後の私がどうなったかについても解説させて頂きたいと思います。

最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

目次