【59】 運動という最強の錬金術【後編】

こんにちは、ディーターです。

前回は、体力年齢60代の私が300メートル走ってボロボロになったところから、数キロ走れるようになって得られたお金の恩恵について解説させて頂きました。
後半の今回は、他にもまだまだあった運動することの恩恵を解説させて頂きたいと思います。

今回の話を聞いて、試しになんか運動してみようかなと思ってくれる人がいたら嬉しいです。

私が数キロの距離を走れるようになったのは、週一くらいでただ走っていただけです。
誰かトレーナーに教えてもらうわけでもなく、曜日も時間も決めず、ただ走りたいと思ったときに走っていただけです。

すると不思議なことに走ることが習慣になってきて、今週も走るというのが当たり前になってきます。
あまり時間が無い時でさえも、時間を作って走ろうと思うようになります。
元々私は、自分が嫌なことは絶対にしたくないという性格なので、嫌だったらすぐに辞めています。

今ではパチンコを1時間打つよりも1時間走った方が楽しくなっています。

これがどれほどとんでもないことかわかるでしょうか?

我慢もせず好きなことをしているだけなのに、趣味に全然お金がかからなくなるんです。

ストレスがたまるどころか、運動をするとストレスさえも貯まりません。

そして健康よりもお金よりも価値の高い、大きな発見というものを手に入れることができます。
その発見とは
・どんなことでも慣れたら普通になってしまう
・人間は何歳になっても成長を続けられるものであり、不可能なことなんてほとんどな

ということです。

人間は成長するという本当にとてつもない能力をもっています。

数キロ走れるようになっただけでも私は十分満足したのですが、その後も少しずつ走る距離を長くするということを続けました。

走った回数はまだ100回にも満たないのですが、信じられないことになんと、ハーフマラソンを完走することができました。

私は学生の時に病気が原因で体育の持久走を見学していたため、みんなが頑張って走っているのに自分だけが楽をしているという罪悪感がずっとありました。

それが、40歳を手前に自分の意志でジョギングを始め、20キロを走り遂げた気分というのがどれほど清々しいものかわかりますよね?

体力なんて、どんな人でも20代からは毎年だんだん落ちていくものです。

スポーツにおいて40歳近いただの人が、20代のトップアスリートに勝つことは無理ですが、何も運動をしていなかった20代の頃の自分に勝つなんて、あまりにも簡単過ぎます。

自分には絶対にできないと思っていたことができるようになると、信じられないほど自分に自信がつきます。
達成が難しそうなことに直面しても、しばらく続けてればそのうちできるだろうと思えるようになります。

こうして、ますますディーターが調子に乗るという結果になってしまったわけです(笑)

ちなみに私がハーフマラソンに参加したのは、もしかしたら今後体力が落ちて20キロも走れなくなる日がくるかもしれないと思ったからです。
今できることがいつまでも当たり前にできるとは限らないと言う意識は、常に持っていた方が良いと思います。

私は今後もっと距離を伸ばして、いつかフルマラソンを完走したいという想いはありますが、やっぱり年齢には勝てず今よりも走れる距離は短くなってしまう可能性もあると思っています。
もし今やらなかったら、その時きっと、あの時にやっておけば良かったと後悔するはずです。
お金は、50代60代になって、若い時より余裕が出てくる可能性は高いです。
それに対して、若い時よりも体力に余裕が出ることは考えにくいです。

したくない人は別に運動をしなくても良いですが、もし今運動をしなかったら、もしかしたらもう一生できなくなるかもしれないということだけは、しっかり理解しておいてくださいね?

なお、ここで一点だけ注意事項があります。
無理な運動は大きなけがにつながる恐れがあるので、絶対にいきなり無理はしないでください

私は本当に自分に甘い人間で、自分の限界も良く理解しているので、絶対に無理をしない範囲でしか走りませんでした。
ちょっとでも足が痛くなったら辞めていましたし、最初のうちは途中で歩いてばかりでした。

それだけ自分に甘い私でも、一度怪我をしたことがあります。

まだ走り始めて間もないころ、一週間休んで体力的には全然疲れていないのに、足が完全に休みたがっているという時がありました。
「足が棒になる」という言葉がありますが、まさにこういう状態を言うんだなと思いました。
普通に走っていたつもりでも全然足が上がっていない状態で、僅か1cmの段差につまづいて大転倒しました。

私はやっぱり運が良いようで、出血して少し痛かったくらいで済んだんですが、もしこれが高齢になっていて骨も脆くなっている状態だったら、骨折してそのまま入院などになっていた可能性もあります。

ですから自分に厳しい人は本当に無理しないように気を付けてください。
運動というのはアドレナリンが出て少々無理しやすくなってしまうものなので、多少過保護と思うくらいで止めておいた方が良いと思います。

あと最後に補足ですが、もう一点運動の魅力があります。
実際には運動している人の中にはこれが一番の理由と言う人も多いかもしれませんが、運動したら痩せますよ?

例えば私のしたハーフマラソンなんて1500Kcalくらい消費するので、これだけカロリーを消費して太る方が難しいです。
運動して太るなんて投資をせずにお金持ちになろうとするくらい難しいことでしょう。

そして、運動する場合にはあなたの目標というものをしっかり持っておくことが大事です。
私の場合は目標は健康を維持することだったので、もっと速いタイムで走るということを考えなかったおかげで続けられたと思っています。
もし痩せたいという理由だったとしても、タイムなんて気にしなくても良いし、ウォーキングだってあるので途中で歩いても全然構いません

もしとにかくお金を稼ぎたいという理由だったら、UBER EATSなんかで自転車で配達するのが一番手っ取り早いお金と運動を両立させる方法かもしれません。

何かし始めるといつの間にか目的と全然違うことをしていたという方は、常に目的を忘れないように気を付けてください。

なお、体力をつけたり痩せたいという理由だったら、一番効果がありそうなのはジムに行くことだと言う意見は確かにその通りかもしれませんが、ジムはそれなりのお金もかかりますので、脂肪は無くなったけどお金も無くなってしまってどうしようという状態にはならないように気を付けてください。

最後にまとめです。
運動をすることによって得られるものは物凄くたくさんあります。

  • ストレス発散になります。
  • 体力がついて病気にかかりにくくなり医療費も減ります。
  • 仕事にも集中できるようになるため収入アップにつながります。
  • 気づいたら楽しくなっていて趣味にかけるお金も減っています。
  • 続けることは苦にならないと言うことを知ります。
  • プラス思考になって人からも好かれやすくなります。
  • 自分の成長を実感して圧倒的自信がつきます。
  • そして痩せます。

人生においてここまで良いこと尽くしのことってあるでしょうか?
もし詐欺商品以外でそんなものがあるのであれば教えて欲しいです。

ということで今回は運動がどれだけ素晴らしいかということを解説させて頂きました。

最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

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