こんにちは、ディーターです。
今回は個人事業主のデメリットについて解説させて頂きたいと思います。
私は友人に個人事業主の収入事情などを話したら(もちろん自慢じゃなくて聞かれたから話したんですよ?)、その友人はかなり真剣に会社員を辞めて個人事業主転向もありかもしれないと考えていました。
さらに、もう少し詳しく教えて欲しいと私に聞いてきてくれた友人は1人ではなかったので、これはもう少し詳しく説明する必要があると思いました。
私は会社員よりも個人事業主の方が金銭的にお得だと言うスタンスで発信をしてきましたが、会社員を辞めてから「思ってたのとは違う」とは思って欲しくありません。
というか、もし私のおすすめする理由だけを聞いて、すぐに会社を辞めてしまった方がいて、その方が望んでもいない道を歩んだ場合、私がその責任を取れるわけありません。
ですから、個人事業主のデメリットについてもしっかりと理解した上で、会社員と個人事業主どちらが良いかを自分自身で判断して決断して頂きたいと思っています。
ということで今回は個人事業主のデメリットについてはっきり解説させて頂きたいと思います。
個人事業主のデメリット1つ目 低収入になる可能性もある
収入面に関しては、会社員よりも個人事業主の方が上がるのはほぼ間違いありません。
逆に上がらないような条件を提示されたら、その条件はのむべきではありません。
ただし、低収入でものまざる負えない状況というのもあり得るということです。
私は個人事業主になってから立て続けに契約打ち切りになり、コロナになって仕事も無くなり、月収12万円の生活をしていた時期があります。
不安を煽りたいわけではないですが、個人事業主になるということはそのような状況になる可能性もゼロではないということです。
もちろんこれは、私が技術力も無い上に人間性にも相当難がある人物だったのが原因です。
言葉を選ばず言えば私が社会不適合者だったからです。
あなたがそのような方でなければ、もし仮にまたコロナのような大災害が発生したとしても、私のような状況に陥る可能性は相当低いでしょう。
それに対して会社員なら、会社に適合できない人間であったとしてもそんなに簡単にクビにはできないので、そこまで低収入になる可能性は低いでしょう。
ただしその反面、高収入となるのもかなり狭き門だということは理解しておいてください。
これについては、どちらが良いかは完全にあなたの考え方次第です。
私のようにギャンブル好きの人間にとっては考えるまでも無い選択ですが、人生にまでギャンブルを求めていないという人も多いでしょう(笑)
ちなみに、ここで思いっきり脱線すると私はギャンブルで高収入が得られるかもしれないからという理由だけで選んでいるわけではないですからね?
大きく負けて低収入になる可能性もあるというのも大事な要素なんです。
低収入になりたくないからやる気が出るんじゃないですか?
頑張らなくても低収入になるリスクがほとんどないなら私は頑張りませんから。
クーズーですから。
負ける可能性もあるからこそ、ギャンブルは楽しいんです(笑)
はい、今のはただの個人的感想ですから気にしないでください。
話を戻すと、個人事業主になって高収入というメリットと低リスクを両方実現することはできないのか?と言われれば、これはできます。
そもそも個人事業主になっても生活が立ち行かなくなる可能性というのは実際は低いものなので、普通にやっているだけでも低リスクです。
その状態から、あなたの考え方や行動次第で低リスクを超低リスクにできます。
優秀な方はどんな危機的状況でもダメージを最小限に食い止めてしまいます。
例えばソフトバンクの孫さんのような方が、お金も人脈も何もない状態で今から個人事業主を始めたとしても、お金に困って貧しい生活をしているという状況は想像もできませんよね?
ということで一つ目のデメリットは人によっては低収入になる可能性もあるということでした。
個人事業主のデメリット2つ目 個人事業主はボーナスがもらえない
大企業などでボーナスもしっかりと出る会社の場合、月収では個人事業主の方が高いけど、年収では社員の方が高いという可能性も十分あり得ます。
私は給料3ヶ月分のボーナスが貰えるというのは都市伝説でしか聞いたことがない話だったので、ボーナスが無いのは何のデメリットでもありませんでしたが、中にはその都市伝説を実際に体験している羨ましい方もいらっしゃると思います。
判断する基準としては、ボーナスの上限金額とそれを得られる可能性、ボーナスの下限金額とその金額になってしまう可能性、ボーナスの最もありえそうな金額とそうなりそうな可能性、辺りを考えれば良いのではないかと思います。
私は何かを比較検討する場合、大抵この3パターン6項目で判断しています。
今のところその判断で後悔したことはないのですが、もっと良い判断基準があるなら教えて頂きたいと思っています。
優秀な方が何かを決断するとき、どのような基準で判断しているのかはかなり気になります。
個人事業主のデメリット3つ目 税金・社会保険料を自分で納める
これは個人事業主の大きなメリットの一つなんですが、人によってはデメリットにもなります。
会社員の場合は税金・社会保険料は給料天引きなので、これを逃れる手段は無いのですが、個人事業主は後払いなので、本当に何も気にせず使っていたら、ごめんなさい払えませんでしたという事態も起こり得ます。
当然ごめんで済んだら誰も税金を払わなくなってしまうので、許してもらえるわけもなく、借金の状態になるわけです。
個人事業主のデメリット4つ目 国民健康保険が高い
おそらく多くのサラリーマンの方は、額面給与から何にどのくらい引かれて手取り給与になっているか把握していないでしょう。
一般的な個人事業主が支払う主な税金と社会保険料は次の4つです。
- 所得税
- 住民税
- 国民健康保険
- 国民年金
この中で実は最初の二つの税金はそんなに高くありません。
しっかりと経費などについて理解していたら、え?これだけでいいの?と思うくらいだと思います。
そして国民年金もそこまで高くありません。
問題なのは国民健康保険です。
多分初めて健康保険単独の金額を目にしたときは、思わず「高っ!」って言うと思います。
それもそのはずで、会社員のときは、健康保険の保険料の半分を会社が支払っていてもう半分が給料から天引きされていたものだからです。
その金額を、個人事業主となって全額自分1人で払うとなると、あまりの金額の高さにビビります。
健康保険料の高さにはビックリしてしまうんですが、ただ、しっかりと税金のことを考えて対策している人にとっては税金と社会保険料の総額については会社員のときより、若干低くできると思います。
もちろんこれらの金額は収入額や支出額によってかなり変わってくるので、個人事業主の方が絶対に安くなるわけではありませんが、平均から大きくかけ離れていない水準の場合なら、経費と控除を使えば個人事業主の方が安くなると思います。
個人事業主のデメリット5つ目 将来のことは未知数
私はまだ40代50代の個人事業主を経験したことがないので、高年齢になった時も個人事業主の方が高収入なのかはわかりません。
現代では会社員の年功序列制度は崩れたとは言え、やっぱり基本的には給料と言うものは年齢が上がるにつれて上がっていきます。
20代で年収500万円を超えている人はかなり少ないですが、40代50代で年収500万円を超えている人はそこまで少なくありません。
個人事業主についても、とりあえず私が今まで経験してきた範囲では経歴が長いほど高収入になります。
ただしこれが40代50代になったときにどうなるのかは分かりません。
個人事業主と言っても、多くの方が考えているほど実力が全ての世界ではなく、以前の私のように、そこまで壊滅的な能力の人間でなければ、ある程度安定した生活はできます。
個人事業主みんなが私のようにギャンブル好きなわけではなく、安定を求めている方ももちろんたくさんいらっしゃいます。
ただ、会社員と比べたらどうしても多少競争社会の傾向が強いのは確かです。
経験というのは大きな武器ですが、若さというのも大きな武器ではあります。
高年齢になったとき、年齢というのが長所になるのか短所になるのかについては私は分かりません。
これについてだけは、正直私も高年齢の個人事業主の方に聞いたことがないので、ごめんなさい分かりません。
もしこれに対して、「じゃあディーターさん、あなたは将来についてどう考えているんですか?」と聞かれた場合の私の回答は次のようになります。
もし万が一将来収入が少なくなることがあったとしても、それまでに会社員以上の金額を稼いでしまえば良いだけですよね?
もし万が一将来収入が少なくなることがあったとしても、貧乏生活を長年経験してきた私にとってはそんなの余裕です。
もちろん私も将来また貧乏になるのは嫌です。
ですから先ほども言いましたが、そのような不安があるからこそ今を全力で生きることができて、全力で生きることによって人生をより楽しめるわけじゃないですか(笑)
となります。
個人事業主のデメリット6つ目 肩書は良く言えば自営業、悪く言えば無職
上手く行っている個人事業主は自営業、社長と同じような扱われ方をします。
ただし、上手く行っていない場合は、正社員として働けなかった人、いい歳して夢ばかり追い求めて真面目に働いていない人、酷い場合なんかはモラトリアム人間・ピーターパンシンドローム・中二病などというとんでもない評価を受けます。
もちろんそんなことを言う人の方が余程おかしいですし、偏見も甚だしいという一言に尽きます。
でもそんなことをいちいち説明しても無駄です。
そのように思う人に対して、あなたはどのような仕事をしていてどういうプランがあって・・・などを説明をしてもあなたの大切な時間がもったいないだけです。
誰にも何も言わせない方法は結果を出すことしかありません。
結果で黙らせるタイプの人にとっては最高だと思いますが、少しでもバカにされるのが嫌な人にとっては辛い瞬間を経験してしまう可能性もあるかもしれません。
いくら人にバカにされようがそんなのは本当にどうでも良いことなので、他人の嫌味が全然気にならなくなる方法について今度解説させて頂きたいと思います。
このくらいが私が現在把握している個人事業主のデメリットになります。
おそらく探せば他にもまだまだデメリットはあると思いますが、私は将来どうなるか分からない未来を楽しんでいる節もあります。
億万長者になっているかもしれませんし、地下の強制労働施設で働いているかもしれません。
冗談です(笑)
現実世界では裏社会とつながらない限り、たこ部屋と呼ばれる場所に連れていかれることはありません。
いつも言っていますが、結局人間というものは最終的に自分の頭で考えて結論を出さなければ幸せな道を歩むことができません。
私はまず大丈夫だと思っていますが、将来に少しでも不安があるのは嫌だという場合は、納得するまで調べてから決断することをおすすめします。
ということで今回は個人事業主の不安要素を挙げさせて頂きました。
もしこの不安要素を全て乗り越えられるならば、あなたは今すぐに会社を辞めるべきです。
最後に一つだけ個人的なお願いですが、今回は多くの方からは共感されにくい私の嗜好、と言うものが隠し切れず多少現れてしまいました。
クーズーの本性が少し見えてしまったわけですが、このような私を軽蔑しないで頂けたらありがたいです。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。