【10】 投資とは何か

こんにちは、ディーターです。

今回はお金持ちになるためには絶対に避けて通れない、投資について解説させて頂きたいと思います。

投資は現代社会における最強の武器ですけど、知るべきことがたくさんあるのでこれから何度も解説させて頂くことになると思います。
今回はまず最初なので投資にどう向き合っていくべきかという話をしていきたいと思います。

投資はやり方を間違えたらギャンブルにもなるので、本当に気を付けないといけないものですが、
もし、投資はギャンブルだから絶対にやらない方が良いという意見を持っている方がいたら、その方はそのままではお金持ちになれる可能性は限りなく0%に近いということは自覚しておいてください。

世間一般でお金持ちと言われる人は、ほぼ例外なく投資をしています。
もちろん、何十億人もの人がいるこの世の中で、投資をしないお金持ちが1人もいないなんてことはないでしょうが、一切投資をせずにお金持ちを目指すというのは、あなたが今からプロ野球選手を目指すくらい難しいことかもしれません。

何故なら、トマ・ピケティというフランスの経済学者が『21世紀の資本』という世界的大ベストセラーとなった著書の中で「r > g」という資本主義不滅の原理を唱えているからです。

「r」資本収益率は「g」経済成長率よりも大きいという不等式ですが、これは、簡単に言うと労働で得られる利益よりも投資で得られる利益の方が大きいということです。

もっと分かりやすく言うと、投資をせず労働だけで収入を増やそうとしてもほとんど資産は増えないけど、投資をしているお金持ちは働かなくてもどんどん裕福になっていくということです。

毎日仕事を頑張って、なんとか年収が400万円になったという人がいたとしても、1億円持っている人が投資で年利5%の運用をするだけで、働かなくても毎年500万円の資産が増加するので、貧乏人とお金持ちの経済格差は広がる一方だということです。

なんとなくそんな気はしてたけど、やっぱりそうだったか。って思いますよね?そして悔しいですよね?
ただ、これを知ったときにどう考えるかで、今後のあなたの人生は間違いなく大きく変わります。
ここで悔しがるだけで終わるから、結局あなたは貧乏人で終わるんですよ。

逆に考えたら、お金持ちのカラクリって実はこんな単純なことだったんだということを今知ってしまったわけなので、これからはあなたも投資のチカラを使えば勝ち組の仲間入りということです。

これは人生大逆転できる最高のチャンスだということを深く頭に刻んで欲しかったので、
ここまで見てくださっているあなたが貧乏人かどうかもわからないのに貧乏人だと決めつけてしまいました。ごめんなさい。

これで、投資をするかしないかの結論はもう出ましたよね?


あえてハードモードの人生をプレイしてみたいという方以外は、投資をするの一択しか無いということです。

ただ、もしあなたが今まで投資をしてきていないのでしたら、今すぐに投資を始めるのだけは絶対止めてください。
それだけは絶対にしないと約束してください。お願いします。

最初にも言いましたが、投資はやり方を間違えるとただのギャンブルになります。
何の知識も無い人がいきなり投資を始めた場合は9割方ギャンブルになります。
株価は上がるか下がるかの2択しか無いのに、投資で9割くらいの人が負けているという話を聞いたことないですか?

株式市場では毎日1億円とか10億円でも誤差にしかならないような金額が取引されているんですよ?
何の知識もない初心者がいきなりそんなところに踏み込んでも、なけなしのお金を寄付しに行くだけです。

寄付をするのは素晴らしいことだと思いますが、どうせ寄付をするならもっと別のところに寄付して欲しいと思います。
札束が落ちているからと言って、無防備の状態でライオンの檻の中に入って行くようなものです。

ピケティ先生の言っているように、檻の中に札束が落ちているのは事実です。
でも、急いで取りに行かなくても資本主義社会が無くならない限り札束が無くなることはないので、少なくとも自分の身を守る知識をつけてから取りに行ってください。

私は、投資の話をするなら、その危険性もしっかりと説明するのが説明者の義務だと思っています。
特に私のように、投資を完全にギャンブルとしてやっていて、多額の損失を出した人間こそが伝えるべきだと思うので、くどいくらい危険性を説明させて頂きたいと思います。

ここからはピケティ先生のおっしゃっているお金持ちがますますお金持ちになるための、本来あるべき姿の投資を単に投資、大きく損をする可能性が投資よりもはるかに高いものをギャンブルと呼ばせて頂き、投資として購入することができる商品にも色々種類がありますが、分かりやすくするためにここでは一旦全て株と呼ばせて頂くことにします。

投資で一番厄介なのが、投資とギャンブルには実は明確な区別が無いことです。
証券口座を開設して株を売買するという行動自体は全く同じであって、要は考え方の違いなんです。

実際に、ギャンブルをしている多くの人が自分はギャンブルではなく投資をしていると思っています。
ギャンブルでも利益がでることは多々あるので、プラスになっていれば投資という分けではないのです。
よほどしっかり考えながらやっていないと、最初は投資だったのに途中からギャンブルに変わっていたなんてこともよくあります。

私なんかよりもはるかに優秀な配信者から投資について学んだと言う人の中には、S&P500や全世界株式オールカントリー(通称オルカン)と言ったリスクの低い商品を買うように教えてもらった人もいるかもしれません。

実際に、S&P500全世界株式オールカントリー(通称オルカン)という投資信託の商品を買うのが、ほぼ最強の投資というのは紛れもない事実なのですが、投資と言うのはそれらの商品を買っていればギャンブルではなくなるというような簡単なものでもないんです。
そこまで素晴らしい商品を購入しているのにも関わらず、結局はギャンブルをしてしまうと言う人はとてつもなく多いと言うのは本当ですよ?

投資はギャンブルの危険性があるとここまでしつこく忠告するお金の情報の発信者は、恐らく全世界で私くらいじゃないかとも思うのですが、私は、本当に頭の悪いギャンブラーの方にもできるだけ不幸な目にはあって欲しくないので今から当たり前のことを言います。

株の取引が成立するということは、全く同じ株を全く同じ価格で売る人と買う人がいるということです。
取引が成立しやすいということを経済用語で言うと「流動性が高い」と言いますが、S&P500という超優良な投資信託の流動性はとても高いです。

ギャンブルではなく投資をしたいと言う人に、S&P500は売るべきか買うべきかと聞かれたら、それに対する回答は買うべきという一択しかないのに、これは現実世界では売っている人が同じだけいるということです。

株を買うということは、値上がりするだろうと思うから買うのであって、株を売ると言うことは値下がりするだろうと思うから売るのです。
もう一度言いますが、投資をする人にとってS&P500という超優秀な投資信託がこれから値下がりするという方向に賭けるという選択肢はありえないんです。

もちろん、もう十分稼いだから老後のために株を売却すると言う人はいるでしょうが、買う人と同じくらいいるでしょうか?
実際には、短期間の値上がり値下がりで儲けてやろうと思って売買している人が相当数いると言うことです。

つまりどういうことかと言うと、S&P500という投資の最適解の一つとも言えるような素晴らしい株を買っているのにやっていたのはギャンブルだったということです。

投資に関して解説すべきことは、本当にこれでもか?というくらいあって永遠に話してしまいそうなので、とりあえず今ここで、こういう考え方でやれば損する可能性がかなり低いという考え方だけを箇条書きで伝えさせて頂きたいと思います。

  • 投資とは時間をかけてゆっくりと資産が増えていくものであり、短期間でお金持ちになれるようなものではない
  • 結局のところ投資で一番大きな差がつくのは資金力の差なので、あまり資金がない人が今やるべきことは投資することではなくて投資できる資金を作ることである
  • 投資でどれだけ稼いでいる人でも未来のことはあくまでも想像しかできないので、信じられないような失敗をたくさんしている
  • どれだけ勉強したとしても結局人間は失敗を繰り返すので、無くなったら困るお金は絶対に投資してはいけない
  • 投資成績が最も高い人を調べてみたら、第1位は既に亡くなっている方で、第2位が投資をしたことを忘れている人であった
  • 多くの人にとって最善の投資先はインデックス投資であり、大多数のプロの投資家はインデックス投資よりも運用成績が悪い

どれも心の底からホントにその通りだと感じて欲しいことなので今後詳しく解説させて頂きたいと思います。

では最後に今日のまとめですが、
投資は絶対にやるべきことだけど、危険な面もあるので、色々なことをしっかり学んでから始める必要がある
です。

最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

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