こんにちは、ディーターです。
前回、私がIT業界の仕事をしているという話をさせて頂いたので、今回と次回でWEB・IT業界に転職するのはどうなのかと副業でプログラミングするのはどうなのかということについて解説させて頂きたいと思います。
最近はWEBデザイナーやプログラマーという職業に就きたいという方や副業でプログラミングをしたいという方もかなり多いという情報をよく聞きます。
私は特別優秀な技術者でもなければ、そこまで長い経験があるわけでも無いですが、プロとして数年は仕事をしてきており、生活に困らないだけの収入はありますので、もしかしたら私の知っている情報を共有させて頂くだけで多くの方の参考になるかもしれないと思いましたのでWEB・IT業界について解説させて頂くことにしました。
転職か副業として、WEB・IT業界のことが少しでも気になっている方にとっては知っておいて損はない情報かなと思いますので、興味がある方は是非ご覧頂けたらと思います。
まずは、IT業界に転職したいという意見に関しての率直な感想を述べさせて頂きます。
IT業界に転職したいという理由が収入面である場合は・・・転職して後悔することはまずありません。
勘違いだけはして欲しくないですが、IT業界なら高収入が期待できるという意味では全くありません。
前回、IT業界は決して高収入ではないということについては具体的に金額も示して説明させて頂きました。
では、後悔することは無いというのはどういうことかと言うと、費用対効果が高すぎるということです。
どんな分野の仕事であろうと、その分野の頂点を極めている人とその分野の最下層の人では収入にはとてつもないほどの差があります。
アイドル、お笑い芸人、漫画家、プロスポーツ選手、YouTuberなどがこれに当てはまることは誰もが納得して頂けると思います。
でもTOPと底辺の差がとてつもなく大きいというのはこれらの分野だけの話ではありません。
どんな分野でも例外なく当てはまります。
恐らくその格差が一番少ないのは会社員だと思いますが、その会社員でも年収2000万円代の人もいれば年収200万円代の人もいます。
そしてどんな業界だろうと高年収帯に属するには、それ相応の運か才能か努力が必要です。
例えば高年収の代表格と言われる医師や弁護士という職業でも、高年収の人が圧倒的に多いというだけであって、なってしまったら誰でも高年収を保証されるわけではありません。
これは学歴とかでも全く同じように当てはまりますが、高学歴なら高年収が保証されるわけではありません。
最終学歴が大卒か高卒かを比べると、生涯年収は大卒の方が6,000万円~7,000万円くらい高いというデータが出ています。また、大卒の中でも基本的には偏差値の高い大学を卒業した方が平均生涯年収は高くなっています。
でも実際は高卒の方が大卒の方よりも収入が高くなる例はいくらでもありますし、私はFランク大卒だからと言っていた人が一流大卒の人よりも高年収になるということはいくらでもあります。
でもこれは当たり前のことですよね?
弁護士や医師のような資格を取るには相当勉強しないといけないですし、一流大学を卒業するにもやはりかなり勉強しないといけません。
そのように、なるまでにはかなりの時間を費やすことであっても、なってからの時間の方が何倍も長いんです。
なってから努力した人となってから何の努力もしなかった人で、大きな差がつくのは当たり前です。
どんな仕事でも高年収になるためには相当の努力が必要だということを言いたかっただけなのですがかなり脱線してしまいました。ごめんなさい。
話を元に戻しますが、高年収になれる可能性がかなり高い医師や弁護士になるには医師国家試験や司法試験という難関試験を突破する必要があり、それにはどんな人でも数年間勉強をしないといけません。
また歌手やプロスポーツ選手などにしても、一般人では届かないレベルの才能の持ち主が、その上で幼い頃から相当の練習をした結果やっとなれる職業です。
何が言いたいかと言うとつまり相当ハードルが高いということです。
ここでやっとIT業界の話に戻れるのですが、IT業界であろうと稼げるかどうかはプロになってからの行動次第ですが、ただ、プロになるためのハードルがあまりにも低すぎます。
まず私自身IT業界で働こうと決意したのが30歳のときでしたが、決意してから1年経たずにIT業界で働くことができています。
これは私に限った話ではありません。
ものすごーく友達の少ない私ですが、そんな私の友人の中から探しただけでも30歳を過ぎてからWEB・IT業界に転職したという人が3人います。
流石に1日や2日の勉強で良いというわけにはいきませんが、早い人なら数ヶ月でプロになれます。
決して高年収が期待できるという仕事ではありませんが、高年収を得るためにかける時間はすべての仕事の中で最短レベルなので、IT業界に転職したい理由が収入面というのならオススメします。
もちろんWEB・IT業界に転職して後悔する人もいるとは思いますが、その場合はもし他の業界に転職した場合はほぼ間違いなくもっと後悔していたと思います。
では次に、IT業界に転職したいという理由が、やりたいことができるからという場合は・・・オススメできるかどうかは半々です。
IT業界だろうが何だろうが、会社から報酬を頂いている以上はあなたが働く意味というのは会社に利益をもたらすことであって、会社から指示された通りに完成させることを求められます。
あなたの意見が会社にとっては何の利益ももたらさないと判断された場合は、あなたの意見は完全に無視されます。
夢を壊すようで申し訳ありませんが、将来プログラマーになって自分の作ったゲームをみんなに遊んでもらいたいというような希望を持っている場合、プログラマーにはなれると思いますがその希望が実現する可能性は0.1%もありません。
そもそもプログラマーの中でもゲーム開発というのはプログラマー全体の中で見たらかなりマイナーな分野ですし、もし仮にゲームを開発する仕事につけたとしても、こんなゲーム誰がやるんだ?というゲームの開発をすることとなり、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーのようなゲームの開発に携われる確率は、宝くじを当てる確率と大差ないレベルだと思います。
徹底的に夢を打ち砕かせて頂きましたが(笑)、オススメできる理由も半分あるのでその半分について説明させて頂きます。
WEB・IT業界がやりたいことかもしれないと言う人は高確率でプログラミングが好きな人だと思います。
確かにあなたの希望通りのプログラミングが組めるわけではありませんが、あなたの書いたプログラムがあなたの書いた通りに動くという快感を味わうことはできます。
自分の書いたプログラムが思った通りに動くだけで楽しいと思える人にとっては、毎日遊んでいるのと変わらないくらい楽しめると思います。
コードを書くだけで楽しいとか、自分の作ったホームページが全世界に公開されているのを見るだけで嬉しいという場合は本当にやりがいのある仕事だと思います。
ということで今回はWEB・IT業界に転職することに関して、収入面とやりがい面で、一切嘘偽りの無い回答をさせて頂きました。
転職を考えているという方への回答は、このようになります。
では次回は副業としてプログラムをするのはどうなのかについても解説させて頂きたいと思います。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。