こんにちは、ディーターです。
前回は、誰でも簡単に借金を作れる方法を解説させて頂きましたが(笑)、今回は借金を負った時にしてはいけない行動を解説します。
借金を負う可能性は誰でもありますが、今回の話を知っていれば借金を背負ったときに間違った方法を取らずに済むし、もしかしたら自分以外で借金で悩んでいる人を救うことができるようになるかもしれません。
また、反面教師にもなると思いますので、前回の話よりはるかに価値があると思います。
前回、私が500万円の借金を作った方法を説明しましたが、もしかしたら500万円から1,000万円まではどうやって増やしたのかと気になる人がいるかもしれないので、それにお答えします。
答えは実に簡単です。何もしないでも勝手に増えた!が答えです。
投資の複利効果は凄いというのは聞いたことがあると思いますが、借金の複利効果はその何倍も凄いです。
借金500万円からは新しく借り入れしなくてもすぐに1,000万円になるので安心してください(笑)(というか誰ももうお金を貸してくれないので、そこから新しい借金は作れないと思います)
まずは私が借金500万円になったときにとった行動を説明します。
私だけではないと思うんですけど、消費者金融ってちょっと怖そうな気がして相談するのにも勇気がいりませんか?
そう思っている人でも、ポイントがついたりタッチ決済できたりと便利なので、クレジットカードはみんな当たり前のように使っていますよね?
実際はクレジットカードで何か買うだけでも短期的な借金です。
消費者金融なんて絶対ダメだと思っている人でもクレジットカードは平然と使っていますが、どちらも借金であること自体は何も変わらないということは忘れないでください。
もちろんクレジットカードは便利だしお得なのは確かなので、使うなというつもりは全くありませんが、クレジットカードは短期的な借金であるという認識だけは頭の片隅に置いといてください。
使い方によってはとてもお得なので、カード決済やスマホ決済などの決済方法についても今度解説させて頂きたいと思います。
消費者金融の話に戻りますが、結果は全ての会社に断られました。
今考えたら当然ですよね?
500万円の借金と言ったら自己破産される可能性がかなりあります。
仮に今すぐは自己破産しなかったとしても、最終的に返済完了するよりも自己破産される可能性の方が高いでしょうからね。
カードのキャッシングができなくなり、もうお金を貸してくれる人はどこにもいません。
カードの返済は利子だけで毎月10万円近くある状態です。
そこで私が取った行動は・・・もう諦めました。
毎月の返済を諦めた、というよりも人生を諦めたという感覚でした。
もうどうにでもなれと思って、カードの返済日に口座に入金するのを辞めました。
これから私はどうなるんだろうか、怖い人が家に取り立てに来るんだろうかと怯えていました。
みなさんはどうなったと思いますか?
結果は、毎月のように督促状が送られてきて、状況を確認させて欲しいという電話が来るようになりました。
電話に出たところでどうせ返せるあてが無いので、無視し続けました。
その状態をしばらく続けましたが、家には誰も来ませんでしたし、働いている会社にも連絡はきませんでした。
カード会社というのは、もちろんですがまともな会社です。
借金の取り立てのような行為は法律で禁止されているので、もしそんなことをしたら会社が潰れる可能性があるので絶対にしません。
もし本当にどうしようもなくなって借金が返せなくなっても震える心配はありません。
堂々としていて良いと言われても無理かもしれませんが、普通に細々と生活して行けます。
ただし、これだけは絶対に気を付けて欲しいのですが、私が普通の生活ができたのは、どうしようもなくなったときに闇金にだけはお金を借りなかったからです。
路地裏とかに「お金貸します。〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇」のような電話番号だけ書いてあるようなやつです。
私は使わなかったので予想でしかないですが、闇金というくらいなので法律を守ってくれる可能性は少ないでしょう。
どんな状況になったとしても、闇金からは絶対にお金を借りてはいけません。
そしてもう一つ、友人からも絶対にお金を借りてはいけません。
友人なら、利子もいらないよと言ってくれるかもしれませんが、返せないからと言って無視し続けるようなものなら、大変なことになりますからね。
前回、借金で悩むくらいならいくらでも自己破産して良いんだと言いましたが、いくら親しい友人だったとしても、自己破産して借金を消したら同時に友人も一人消えることでしょう。
あと、もう一つ気を付けて欲しいのが、保証人や連帯保証人ありの借金です。
実は私はこれが一つだけありました。それが奨学金です。
借金の返済を諦めてから、私は知らない番号からの電話は全て無視していたのですが、ある日親から電話がかかってきました。奨学金返済の引き落としができなかったとして親に連絡が行ったようです。
学生時代は全く意識していなかったのですが、奨学金を借りるときには連帯保証人蘭があり、親に名前を書いてもらっていたようです。
連帯保証人を記載した借金は、本人が返せない場合は保証人に返済を請求できるので、これを知ってからは私は奨学金だけは何があっても絶対に返済するようにしました。
奨学金の利子なんてカードの利子と比べたらほぼ無いに等しいので、本来なら返済順位の一番低い借金なんですが、これを最優先で返済するしかなくなりました。
借金を踏み倒すというのは、おススメはできませんが、本当にどうしようも無くなったらいくらでもして良いです。
ただ保証人や連帯保証人を記載して借りた借金は、実質逃げ切ることはできないと思ってください。
ということで、今から一番大事なことを言います。
日本では毎年自ら命を絶つ人が2万人を超えています。
そしてその理由で圧倒的に一番多いのが、借金を苦にしてというものです。
令和になってから新型コロナウイルスの蔓延で命を落とした方がたくさんいます。
本当に悲しいことです。
社会が大混乱しました。
ただ、お金が無いと言う理由で自ら命を捨てる人は毎年その何倍もいるということは忘れないでください。
正直私もその一人になっていたとしてもおかしくなかったと思います。
まともなところから借りたお金なら、いくらお金を返せなくても、誰もあなたの命まで取ったりしません。
それどころか、貸した方からしたら許せないような、無視し続けるという行動をとったとしても、屈辱的なことは何一つされません。
借金をゼロにしてやり直すことが法律的にも認められています。
私のとった誰にも相談しないという行動は本来は良い方法ではありません。
もしもっと早く誰かに相談していれば借金が1,000万円まで膨れ上がることはなかったはずです。
ただ、私にはわかります。借金を抱えてる人って孤独なんですよね?
誰にも相談できなくて、でもその間にも借金は増えて行くし、何の能力もない自分なんて、もし自己破産できたとしてもその後の人生上手く行くはずがない。どうせまたすぐ借金を抱えるだけだし・・・のように思うんですよね?
私も全くその通りで、一生お金に困り続ける人生だと思っていました。
まだ若ければなんとかなるかもしれないけど、もうそんな歳でもないし、と思ったりするかもしれないですが、本当に何歳からでも人生は変えられます。
今までの人生がどうであったとしても、変わろうと思って行動した日からお金も友人もできます。
当時の私はまさか将来自分がまっとうにお金を返そうとするなんて想像もできませんでした。
今苦しんでる人というのは、少し前の自分自身が予想した通り行かなかった人だと思います。
今の自分のことすら予想できなかった人が、将来の自分が悲惨な状況になるという予想をして、その予想だけは正確に当てることができると思いますか?
何事も思い通り上手く行かないのと同じように、思い通り悪くも行かないものなんですよ。
今回最悪の状態の対処方法を説明しましたが、今考えると実際にはそこまで行く前にできることがたくさんありました。
次回はそこを解説したいと思います。
最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。