【60】 都会は家賃が高いって誰が言ったんですか?

こんにちは、ディーターです。

今回は家賃についての解説をさせて頂きたいと思います。
家賃というのは、多くの人にとって最も大きな出費となります。
家賃を低く抑えることができれば、生活にかなり余裕が出ます。
今回の話を知って、家賃の心配をしないで済む人が、1人でも増えることを願っています。

では解説させて頂きます。

まず、今回私が一番伝えたいことを最初に言います。
都会は家賃が高いと言うのは嘘です。都会が家賃が高いのではなく、高い家賃の家に住んでいるから高いのです。

どこに言っても誰に聞いても、都会は家賃が高いと言いますが、私はそれをずっと疑問に思っています。

  • 「都会は車を持たなくて良いけど、その分家賃は高い」とか
  • 「そんな家賃で過ごせるのは田舎だけだ」とか
  • 「家賃は収入の3分の1が普通だ」

とか言った言葉をよく聞きますが、私はこの言葉に反旗を翻したいと思います。

一度も都会に住んだことがなくて家賃を調べたことがない人が言うのならまだわかりますが、都会に住んでいる人までそう言っているのには違和感があります。

私は今、月収の10分の1以下の家賃の家に住んでいます。
家賃4万円代の家です。
そして居心地の良いその部屋で、幸せを感じながら今この文章を書いています。

「しょせんお前みたいな田舎者には都会の家賃の相場なんてわからないんだよ」と自信満々で仰る方もいると思いますので、悔しいですが正直に答えようと思います。

私はこれまでに自分の情報をかなり晒してきていますが、個人の特定に繋がりかねない個人情報を晒すのだけは極力避けたいと言う思いがあります。
ただ、家賃の話をする上でこれは隠すわけにはいかないので正直に言います。

私は大阪に住んでいます。
もちろん東京と比べたら田舎ですが、普通に考えて大阪は田舎ではないですよね?
「さては風呂もトイレもない家か畳2畳くらいの家に住んでいるんだろう」と思う方がいたら残念でした。

ユニットバスではなく風呂とトイレは別でありますし、ワンルームではなく二部屋ある洋室に済んでいます。
ついでに言うと、徒歩5分圏内にたくさんのコンビニや銀行があり、駅もスーパーマーケットも警察署もパチンコ店もあります。

「その条件でそんなに安いわけがない。どうせ事故物件だろう」と言うんですよね?

事故物件ではありません。幽霊も見たこともありません。
大阪ではかなり治安が悪く、家賃が格安な地域というのもあるのですが、そのような特別家賃が安い地域ではありません。
警察署が近くにあることからもわかると思いますが、治安は決して悪くありません。
当然ですが近所でホームレスの方なども一度も見たことはありませんし、強いて言えば将来ホームレスになる可能性が一番高かったのはかつての私でした(笑)

もちろん欠点が全くないわけはありません。
欠点として挙げるなら、少々古いので外観はオシャレではないのと、壁がけっこう薄いことくらいです。
都会では家賃7~8万円出さないと、とんでもない家に住まないといけないと思っている人も多い気がするのですが、とんでもないのはその思い込みの方です。
田舎に住んでいて5万円以下の家に住んでいても私の家の条件を羨ましいと言う人もいるのではないでしょうか?

私は何も、良い家に住んでいるだろうと自慢をしたいわけではなく、安い家なんて探せばいくらでもあるということです。

もちろん、何も考えず不動産屋がおすすめするところに住んでいたら、都会ではそれなりの家賃を払うことになると思いますが、自分が住む家くらい本気で探してくださいと言いたいです。

私はもともと3万円代の家賃の家を狙っていましたが、どうしても多少広い家に住みたかったので、家賃が少し高くても今の家を選びました。
1人しか住んでいないのに2部屋欲しがるなんて、私はやっぱり相当欲張りな人間です(笑)

どんな家に住むかで気分というものは大きく変わり、それによって生活の幸福度も大きく変わるため、希望を妥協して安い家に住んでくださいとは言いません。
でも実際には多くの人が、あなたにとっては別にそこまで重視しない点で無駄に高い家賃を払っているのではないでしょうか?

私の場合は、部屋の広さというのだけは後からどうにもできないことなので、そこは妥協したくなかったのですが、外見のオシャレさなんてそこまで気になりません。
その分内装を自分好みにしているので、毎日本当に居心地が良いです。

これは私の個人的な意見なので、共感できない人は無視して頂ければと思いますが、良い外見の家に住みたい人というのは、多分人から凄いと思われたいという理由ですよね?
実際家の中にいたら外見は見えないので、内装だけキレイだったら十分です。
家も人間と同じで、結局重要なのは内面じゃないでしょうか?

見た目の第一印象というのはかなり大きな影響を与えるのは確かなので、自分自身の見た目に気を遣うというのならまだ分かりますが、家の見た目にそこまでお金をかける必要があるでしょうか?
少なくとも私は、住んでる家の見た目だけで人の価値を判断する方とはお友達になれなくて結構です。

都会だったらワンルームでも家賃6万円以上すると思っている方が本当に多いです。
家賃6万円以上する家がたくさんあるのは事実ですが、4万円もしない家も探せばいくらでもありますよ?
もちろん安いということはデメリットもあるので、安さとデメリットを天秤にかけて判断して欲しいです。

家は一度住み始めたら、余程のことが無い限りは最低でも数年は住むと思うので、家賃が1万円違うだけでも数十万円の差が出ます。
もし家賃が2~3万円違ったら簡単に100万円以上の差になります。

都会の方が家賃が高い傾向にあることに関しては事実なので、確かに安くてデメリットも少ない家は多少探さないと見つかりません。
ただ、少し気合を入れて探せばいくらでも見つかるというのも事実です。
家賃の金額だけで数十万円以上の金額が変わるということを考えたら、極端な話、仕事を1日や2日休んでも良い物件を探すくらいの価値はあるのではないでしょうか?

ちなみに家賃が安い家のデメリットへの対応方法ですが、私の場合は次のようにしています。

外見がオシャレじゃないことに関しては、その分内装をこだわっています。
オシャレかどうかはわからないですが、私にとってはオシャレと感じるような家具を買ったり、元々の住居に影響が出ない範囲で壁紙まで変えています。

外見を見てあまり期待していなかった人にとっては、部屋に入ってみるとそのギャップから好印象になりやすいので、むしろメリットになっています。

壁が薄いことに関しては吸音材を置いています。吸音材は意外と高いですが、毎月の家賃が下がることを考えたら安いものです。

たったそれだけで隣の部屋の声が聞こえてきたことはないですし、逆に苦情が来たこともありません。
これについても吸音材の上から好きなように壁紙を張ることができるので、メリットになっています。

何事においてもメリットかデメリットかというのは時と場合によるので、大きなデメリットがあったとしてもすぐに悲観する必要はありません。

ということで今回は都会でも家賃はいくらでも安くできるということを解説させて頂きました。
私が最初に言った「都会が家賃が高いのではなく、高い家賃の家に住んでいるから高い」という言葉の意味が分かって頂けたのではないでしょうか?

最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。ディーターでした。

この記事を書いた人

30代後半、無職、借金1000万円の状態から、考え方を変えるだけで人生いくらでも大逆転できることに気づいてしまう。

現在は個人事業主として働きながら借金を返済中。
借金はまだ数百万円ある状態にも関わらず、毎日幸せを感じながら生活している。

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